【ゲーム株概況(11/21)】マーベラスが商いを伴って急騰 東証1部の値上がり率2位、売買代金3位に ドリコムは利益確定売りに押される

11月21日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸した。午前中は下げ幅200円に迫るなど売り優勢の展開だったものの、円相場が1ドル=117円台に振れたことや、日銀によるETF買いへの思惑から次第に下げ幅を縮小。結局は前日比56.65円高の1万7357.51円で取引を終えた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日に総じて軟調だった反動からか前日比プラス推移の銘柄が目立つ。その中でも異彩を放つほどの上昇ぶりだったのがマーベラス<7844>だ。ディズニーキャラクターが登場するスマートフォンゲームを材料に朝方から買われ、東証1部の値上がり率2位、売買代金3位と大商いを演じた。なお、そのゲームについては、場中に正式なリリースが発表されている。

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また、前日に瞬撃リアルタイムバトル『バハムートクライシス』のiOS版を配信開始(関連記事)したenish<3667>も高く、前日売り込まれたオルトプラス<3672>も反発した。

半面、前日は東証1部の値上がり率トップになるなど急騰したドリコム<3793>はさすがに利益確定売りに押され、アクセルマークも反落した。

ほか、ユナイテッド<2497>は、データセクション株売出しによる投資有価証券売却益の計上(関連記事)を材料に買われた。


■関連銘柄
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高253億4100万円、営業利益24億8800万円、経常利益29億3100万円、最終利益19億2500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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