ログリー、入札方式でネイティブ広告枠をリアルタイムに取引できる「logly lift Exchange」を発表 

ログリーは、11月27日、ネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」において国内初となる、入札方式でネイティブ広告枠をリアルタイムに取引できる「logly lift Exchange」を発表した。

広告事業者は「logly lift Exchange」を利用することで、「logly lift」の連携する質の高いメディアパートナーの在庫を広告主に最適な方法で提供できるようになる。なお、「logly lift Exchange」では入札金額の高低だけでなく、広告枠から遷移するページのコンテンツ性や掲載面との相性によって判断するのが特徴となっている。

ネイティブ広告は、従来のディスプレイ広告とは異なり、出力フォーマットが統一されていないため、アドエクスチェンジ化は難しいとされてきた。これは、ネイティブ広告が媒体デザイン(トーン&マナー)と機能に合った広告掲載を重視することによる。同社は、2012年10月より国内でいち早く媒体の掲載面ごとにデザインとコンテキストを最適化配信するネイティブ広告システムを構築・運用してきた実績から、自社以外の広告事業者に対してメディアパートナーの在庫を提供することが可能となった。

また、同社は、先立って発表した媒体社向け「logly lift for Publisher」と「logly lift Exchange」を連携し、ネイティブ広告専用のアドエクスチェンジ事業を開始する。また、今後は広告フォーマットの多様化に対応し、予約型広告などの仕組みについても開発・実装していくとしている。
 
「logly lift Exchange」概念図

■「logly lift Exchange」の特徴
・リアルタイムにネイティブ広告枠を買い付けることが可能
・広告主は、広告掲載面の内容や広告出稿単価を考慮して入札可能
・入札単価と遷移先ページのコンテンツ性・相性を重視して取引
・ネイティブ広告におけるレコメンド枠とインフィード枠に対応
・ネイティブ広告枠の在庫数は月間約20億インプレッション(2014年10月末現在)

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ログリー株式会社