【ゲーム株概況(11/28)】スクエニHDなど大手ゲーム株がそろってプラス推移 CRI・ミドルウェアは週明けに初値持ち越し

11月28日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比211.35円高の1万7459.85円で取引を終えた。これで日経平均株価は9月、10月、11月と3ヶ月連続の月足陽線での着地で、10月31日の終値1万6413.76円からは1000円超の上昇を演じたことになる。

そうした中でゲーム株の動きを見てみると、大手ゲーム株がそろってプラス推移となる中、スクウェア・エニックスHD<9684>の強さが目立っている。傘下のスクウェア・エニックスの『乖離性ミリオンアーサー』が早々に100万ダウンロードを突破し、App Storeランキングで6位にランクインするなど順調なスタートを切っていることなどが評価されている。

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また、前日に急落したアエリア<3758>が反発したほか、ドリコム<3793>、enish<3656>も高い。目新しい材料は見当たらないものの、ドリコムとenishは、直近に材料が浮上して動意づいた経緯があり、目先の物色の方向性が定まらない中で、循環物色的な買いが入りやすくなっている模様だ。同じような傾向は、28日は大幅続落となったアクセルマーク<3624>についても言えそうだ。

なお、前日27日に東証マザーズに上場したCRI・ミドルウェア<3698>は、上場2日目も買い気配のまま値が付かず、初値形成は週明け12月1日以降に持ち越しとなった。


■関連銘柄
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
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