クルーズ、UBSを割当先とした新株予約権を発行 調達資金は概算で15億円 スマホゲーム開発に充当へ

クルーズ<2138>は、2014年12月8日開催の取締役会において、第11回新株予約権(第三者割当て)の発行及びUBS AG London Branch(以下「UBS」)との間で、本新株予約権にかかる第三者割当て契約を締結することを決議した。
 

今回の資金調達の目的は、今後ネイティブゲームのラインナップを拡充し、更なる成長を実現していくために、ネイティブゲームの開発ラインを複数本同時期に、かつ、より安定的に運用していくためにで財務面の充実を図るため。インターネットコマース事業は、同事業からのキャッシュフローの範囲内で事業展開を行うとしており、ソーシャルゲーム事業において中長期の事業成長を見据えたソーシャルゲーム開発への積極投資を行っていくとしている。

なお、調達資金の金額は、12月5日の終値をベースに算出すると、差引手取概算額で15億3844万7621円となる見通し。具体的な資金の使途については、人件費、外注委託費、サーバー費用、広告費等のソーシャルゲームの開発費用(2015年1月~12月)に充当する方針。また同社の役員が64万0900株をUBS証券に貸し出すという。
 



【今回のスキーム】
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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