【特集】2015年上半期は“この新作モバイルゲーム”に注目!! 業界人期待の提供20社を紹介



ゲームメディアにおける年初めの恒例企画「新作紹介」。2014年末には、駆け込むように各社から新作発表ラッシュが続いたものだが、まだ未配信の新作タイトルが幾多もあるのを忘れてしまっている方たちも少なからずいることだろう。

そこで「Social Game Info」では、大手ゲーム会社から新進気鋭の開発会社まで、当媒体が独断と偏見で選んだ2015年リリース予定の新作モバイルゲームを提供する20社を一挙紹介! ブラウザ、ネイティブなんでもござれのラインナップとなっているので、今後のゲーム選びの参考にどうぞ。
 
 

(1).バンダイナムコゲームス



ドラゴンボールZ ドッカンバトル
サモンナイト メモリーズ
ソードアート・オンライン プログレス・リンク
暗殺教室 囲い込みの時間
東京喰種 carnaval(カルナヴァル)


「ドラゴンボール」を筆頭に、大人気IPを題材にしたスマホゲームを控えるバンダイナムコゲームス。数々のIPを有する同社は、『ONE PIECE トレジャークルーズ』(開発:ドリコム)、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』(開発:ドリコム)、『ソードアート・オンライン コード・レジスタ』(開発:gumi)に続くヒット創出を目指す。なお、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は『サウザンドメモリーズ』を開発したアカツキが担当

また、唯一のゲームIPとなる『サモンナイト メモリーズ』は、シリーズの雰囲気をそのままに、システムや操作方法をスマートフォン向けにアレンジしたシミュレーションRPGでリリースする。gumiの『ファントムオブキル』の成功もあり、シリーズファンはもちろん、コアユーザーの取り組みが期待される。とはいえ、2014年は『ドリフトスピリッツ』といったオリジナルタイトルをヒットさせたこともあり、2015年も同社によるスマホ向けオリジナルタイトルが出てくるかにも注目したい。

 
▲『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』

 
▲『サモンナイト メモリーズ』
 
 

(2).サイバーエージェント



スクールファンファーレ
ロイヤルフラッシュヒーローズ
プリンセスコネクト!(Cygamesと共同制作)
パペット★コレクション

『ガールフレンド(仮)』題材の3Dリズムゲーム
 
サイバーエージェント<4751>は、男性向けにアプローチしたタイトルが並ぶ。なかでもグループ会社・Cygamesと共同開発する『プリンセスコネクト!』は、定期的に豪華声優陣の出演を伝えて、期待感を出している。また、人気イラストレーター・岸田メル氏がキャラクターデザインを務める歌うキャラ育成RPG『スクールファンファーレ』は、ゲーム概要は不明ではあるものの、豪華スタッフ陣と透明感のある雰囲気で注目されている。

新機軸のゲームシステムで話題となっているのは、2月配信予定の隊列バトルRPG『ロイヤルフラッシュヒーローズ』だ。隊列のフォーメーションによって発動する技は多種多様に変化していくなど、戦略的なバトルが楽しめるという。そして、いまや立派なIPとして人気を確率している大本命『ガールフレンド(仮)』題材の3Dリズムゲームも見逃せない。アプリ市場におけるリズムゲームは、『ラブライブ!スクフェス』の一強ではあるが、本作が割って入れるのかが注目される。

 
▲『プリンセスコネクト』


▲『ガールフレンド(仮)』2周年感謝祭で発表されたリズムゲーム。タイトルは未定。

 

(3).Cygames




リトルノア(BlazeGames)
プリンセスコネクト!(サイバーエージェントと共同制作)

 
『グランブルーファンタジー』で王道モバイルRPGの存在を知らしめたCygames。2014年は、子会社のBlazeGamesやGameJeansを設立したほか、Mobageの隠れた名作『セブンズストーリー』を開発したWITHの買収、皆葉英夫氏が代表を務める子会社・CyDesignationの取締役に数々の名作RPGのキャラクターデザインを務めてきた吉田明彦氏が就任するなど、強固な組織作りが話題となった。

そんな種まきが花開く2015年の一発目に登場するのが、子会社・BlazeGamesの処女作『リトルノア』である。本作は、アートディレクター吉田明彦氏、サウンドコンポーザー崎元仁氏など豪華制作陣が参加したリアルタイムストラテジー(RTS)ゲーム。正直なところRTSは『クラッシュ・オブ・クラン』のイメージが強い。しかし、そこはゲーム好きの心をくすぐる王道スタイルで、多くのユーザーを引き込んでいきそうだ。


▲リアルタイムストラテジーゲーム『リトルノア』


▲巨大なレイドボスとの多人数バトルも収録
 
 

(4).アソビズム




城とドラゴン

『ドラゴンリーグ』、『ドラゴンポーカー』と、ハズレなしの「ドラゴン」シリーズ第3弾。当初は2014年夏配信予定のところを、さらなるクオリティアップのため延期を発表し、2015年1月上旬から事前登録を開始するという。本作は、これまでの「ドラゴン」シリーズに引き続き、ディレクション/ゲームデザインを森山尋氏、サウンドを松岡耕平氏が担当。未だ公式ではゲーム概要は公開されていないが、すでに一部メディアが報じたスクープ記事では、格闘ゲームのような対戦式のディフェンスゲームとのこと。長期開発が続く本作には、クオリティ面で注目せざるを得ない。

※追記 1/10 11:00
最新PVが公開されゲーム概要が判明しました



 

(5).コロプラ




東京カジノプロジェクト
バトルガール ハイスクール
Rumble City(ランブル・シティ)


黒猫・白猫フィーバーのコロプラの最新作は、これまでとは毛色の違う3タイトル。華やかなリゾート地を舞台にしたカジノリゾートシミュレーションゲーム『東京カジノプロジェクト』、女子生徒を育成しながらバトルを繰り広げていく学園アクションRPG『バトルガール ハイスクール』、そして街作りゲームにマルチプレイモード「開発バトル」を搭載した『Rumble City』などバラエティに富んでいる。ちなみに、『東京カジノプロジェクト』と『Rumble City』の2タイトルについては、海外展開を視野したタイトルであるとのこと。

辛くも、先日エレクトロニックアーツ社より、街作りゲームの金字塔「シムシティ」のスマホ版がリリースされ、世界中で大ヒットを記録している。今後『Rumble City』は、独自システムの「開発バトル」で差別化とゲームの魅力を伝えていきたいところ。また、北米ではカジノゲームの成長が著しいが、日本ではまだまだ未開拓のところを、『東京カジノプロジェクト』がヒット第一号に輝きたい。

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▲『東京カジノプロジェクト』

 
▲『バトルガール ハイスクール』


▲『Rumble City(ランブル・シティ)』
 
 

『ワールドサッカーコレクションS』や『パワフルプロ野球』など、スポーツゲームアプリの絶好調が目立つが、2015年はアクションやRPGタイトルでもヒットが欲しいKONAMI。そんな同社が満を持して贈る『クロノスリング』は、開発を『スターオーシャン』や『ヴァルキリープロファイル』など名作RPGを手掛けたトライエースが務めるスマホ向け本格RPG。戦場の時を止めて無限コンボを叩き込んだり、キャラクターをリアルタイムに入れ替えたりと、新感覚のシステムを採用している。

また、縦持ち操作のRTSゲーム『キングダム ドラゴニオン』にも注目したい。プレイヤーは、個性豊かなモンスターたちを駆使し、自国の防衛や他国への侵攻、資源の強奪など、あらゆる戦いを勝ち抜き、「最強の王国」を目指して、自分の「国」を発展させていく。面白い試みとして、事前登録者数によりゴエモンやボンバーマンなど、KONAMI(合併前:ハドソン)往年の人気キャラクターたちが参戦するという。

 
▲『クロノスリング』


▲『巨神戦争』(ジャンル:オンラインバトル)。まだゲーム概要は不明。
 
 
 
大型ナンバリングタイトルを控えるカプコン。シリーズの魅力をスマホアプリに惜しげもなく詰め込んだ『モンスターハンター エクスプロア』は、当初発表されていた『モンスターハンタースマート』(関連記事)を、新たにリファインしたタイトルだ。筆者も前進となる『モンスターハンタースマート』を「東京ゲームショウ2013」のカプコンブースで試遊して、「もうこれで完成で良いんじゃないか」と思えるほどのクオリティを感じたものだが、さらなるブラッシュアップをして、ついに2015年にリリースされる。装いも新たに生まれ変わった『モンスターハンター エクスプロア』は、その随所で“『モンハン』らしさ”と“スマホゲームならでは”の要素に磨きがかかっている

他方、『ブレス オブ ファイア』シリーズのナンバリングタイトルも2015年春に配信される。『ブレス オブ ファイア6』は、自分だけの村づくりや、バトル、完全オリジナルストーリーの新たな「竜の物語」が楽しめるRPG。奥深い壮大なストーリーや、総数10万字を超える会話イベントシーン、数百人規模が同時接続する巨大都市でのリアルタイム協力プレイといったコンテンツを搭載。何よりスマートフォン、タブレット、パソコンのクロスプラットフォームで展開することもあり、時と場所、そして人を選ばず多くのユーザーに親しまれそうだ。

 
▲『モンスターハンター エクスプロア』​


▲『ブレス オブ ファイア6』
 
 

(8).コーエーテクモゲームス




信長の野望 201X(ニマルイチエックス)
三國志レギオン
ぐるぐるダンジョン のぶニャが

KONAMIから運営移管した『ときめきレストラン☆☆☆』がスマッシュヒット中のコーエーテクモゲームスは、お得意の歴史テーマの3タイトルを準備。人気シリーズ『信長の野望』を題材としたスマホ向けRPG『信長の野望 201X』は、戦国武将と協力しながら、世界を在るべき姿に戻すべく奮闘していく。ちなみに戦闘では、フォーメーションバトルを採用している。また、『のぶニャが』シリーズ最新作はスロットバトルRPG。面白い試みとしては、GPS機能で現実世界とも連動し、各地のご当地ねこ武将がゲットできること。『三國志レギオン』は、ジャンルがシミュレーションRPGとのだけで詳細なゲーム概要は公開されていない。

 
▲『ぐるぐるダンジョン のぶニャが』

 
▲『信長の野望 201X(ニマルイチエックス)』
 
 

(9).セガ/セガネットワークス




スカッズ~最凶の絆~
大乱闘!!ドラゴンパレード(アクセルマーク)
オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-
ワールド エンド エクリプス

『チェインクロニクル』『ぷよぷよ!!クエスト』のヒットが続き、2014年は多数のチャレンジタイトルもリリースしたセガネットワークスは、これまた2015年も趣向を凝らしたタイトルラインナップに。『スカッズ~最凶の絆~』は前代未聞のパチンコRPGで、『大乱闘!!ドラゴンパレード』は縦持ち操作のラインバトルゲーム。また、『ボーダーブレイク モバイル』など、同社と縁のあるf4samurai開発の最新作『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』は、奥深いストーリーと多人数対戦が楽しめる正統派RPG。なかでも多人数プレイは、ライトユーザーにも楽しめるような配慮がされているという。

そして、数々の家庭用ゲーム機向けタイトルを手掛けたスタッフが放つ完全新作オンラインRPG『ワールド エンド エクリプス』。PCをはじめ、PS Vita、スマホ向けで展開予定の本作は、フル3Dで描かれたフィールドを舞台に竜の背で街を育てていく「開拓」パートと、ならず者や魔物たちと戦う「戦闘」パート、「遠征」、「武器生成」、「軍団戦」、武器に宿る竜の意思「アイギス」などさまざまなアプローチでゲームが楽しめる。クロスプラットフォームで様々なユーザー層の取り込み、相互送客のイベント施策などが期待されるタイトルだ。

また、現時点で発表しているタイトルラインナップは、有り余るIPを持つコンシューマ企業とは思えない、すべてオリジナルタイトルでの勝負となる。こちらはKONAMIと同様だ。

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▲『大乱闘!!ドラゴンパレード』


▲『スカッズ~最凶の絆~』


▲『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』
 
 

スマホ市場でも「キャッチ・ザ・ハート」を狙うタイトー。同社の新作4タイトルのうち、すでに『アイドルクロニクル』『バブルンマーチ』『ウィズローグ -ラビリンス オブ ウィザードリィ-』は一部ストアで配信済みとなる。それぞれ新作アイドルゲーム、カジュアルパズルゲーム、コアユーザー向けのIPが題材と面白いラインナップに。さらに後ろで控えるのは、タイトーの代名詞でもある『スペースインベーダー』と第2次ブロック崩しブームの「火付け役」として名高いあの『アルカノイド』が融合した、『アルカノイドVSスペースインベーダー(仮称)』だ。2種類のフェーズの切り替わりを駆使して敵を撃破していくのだが、まだまだ開発中のため続報に期待がかかる。


▲『ウィズローグ -ラビリンス オブ ウィザードリィ-』

 
▲『アルカノイド VSスペースインベーダー(仮称)』

  MEVIUS FINAL FANTASY

「ファイナルファンタジー」シリーズの関連アプリだけでも4作品あるスクウェア・エニックス。スマホの相性と人気のバトル機能・演出が取り組まれているエイリム開発の『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』が大本命か。『ブレイブ フロンティア』の機能を踏襲しているが、内容は「ファイナルファンタジー」オリジナルの世界設定、新規キャラクター達による新たなストーリーが展開するという。また、ニュースアプリ『ファイナルファンタジー ポータルアプリ』には、シリーズファンにはたまらない、『ファイナルファンタジーVIII』で好評を得たカードゲーム『Triple Triad』が、無料内包アプリとして楽しめるのも注目。

そのほか、簡単・爽快なスワイプ操作で楽しめるバトルを中心に、12人の巫女と共に旅する主人公となり、戦いと伝承の裏側に秘められた真実を辿るオリジナルタイトル『アルカディアの蒼き巫女』や、「ブレイブリー」シリーズ初の完全新作スマホゲーム『ブレイブリーアーカイブ ディーズレポート』、そして北瀬佳範氏を中心とするナンバリング「ファイナルファンタジー」の開発スタッフが本気で取り組むスマホ向けRPG『MEVIUS FINAL FANTASY』も気になるところ。

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▲『ブレイブリーアーカイブ ディーズレポート』

 
▲『ファイナルファンタジー ポータルアプリ』


▲『ファイナルファンタジーレジェンズ 時空ノ水晶』

 
▲『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』
 
 
キングダム -英雄の系譜-(アクセルマーク)

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>のオリジナルタイトルは、正義の味方「デナレンジャー」がパズルでバトルを繰り広げていく“ヒーロー覚醒パズル”ゲーム『パズル戦隊デナレンジャー』。『キャンディークラッシュ』のようにステージ形式を採用しているのだが、ヒーローたちをグレードアップしていく育成要素も兼ね備えているのが特徴。各ヒーローの個性を大事にしており、ゲーム(ストーリー)が進むにつれて、登場する5人のヒーロー同士の関係性や、彼らの隠された過去などが徐々に明らかにされるとのこと。

IPタイトルでは、絶賛テレビアニメが放送中の人気マンガ「七つの大罪 The Seven Deadly Sins」初のスマートフォン向けゲーム『七つの大罪 ポケットの中の騎士団』が2015年初頭に配信開始する。また、2014年8月に発表されたクルーズ開発の『IS<インフィニット・ストラトス>』にも注目が集まる。他社がコンシューマ版の開発を発表したほか、テレビアニメ再始動も決定したというこの追い風に上手く乗りたいところ。
 

(13).グリー




リベリオン ブレイド
ダイヤのA~Summer of Kings(ビジュアルワークス)
アカメが斬る!(フィールズ)
NARUTO -ナルト- 忍コレクション 疾風乱舞(クルーズ)

グリー<3632>のオリジナルタイトル『リベリオン ブレイド(REBELLION BLADE)』は、ネイティブシフトが着実に進展してきた同社が放つ、あえてのブラウザRPG。「GREE」プラットフォームで配信予定。本作は、知性ある機械”ティアマト”に都市を追われた者たちが仲間とともに立ち向かうRPGで、豪華声優陣が息を吹き込む多彩なキャラクターに加え、フルボイスで進行するストーリークエスト、タップバトルと連携システムを搭載している。

IPタイトルでは、クルーズ開発の『NARUTO -ナルト- 忍コレクション 疾風乱舞』に注目。本作は、マンガ「NARUTO-ナルト-」の人気キャラクターが多数登場し、原作の世界観を表現したマップ上をデフォルメされたキャラクターが駆け抜けるランニングゲーム。ジャンプで敵キャラをかわしたり、アイテムを獲得しながらゴールを目指していく。ボスキャラが登場すると、プレイヤーが攻撃や忍術を戦術的に繰り出すボスバトルモードに切り替わり、豪華な演出を楽しめるという。
 
 
KLab<3656>は、米国マイクロソフト社とのライセンス契約により開発している『Age of Empires』シリーズ最新作、『Age of Empires: World Domination』のリリースを控えている。当初2014年夏のリリースであったが、ゲーム内容のクオリティ向上・さらなるブラッシュアップを図るため2015年に延期した。本作は、言わずと知れた世界的ヒットタイトル『Age of Empires』シリーズのゲーム性を踏襲したリアルタイム戦略シミュレーションゲーム。英語版を配信し、その後日本語を含む他言語などグローバル展開を見据えたタイトルである。

また、同じグローバルタイトルとして、超大型IP・海外ドラマ「glee」(グリー)の音楽ゲームも全世界で配信予定。ライセンス契約を締結したFox Digital Entertainmentは、20世紀FOXグループのデジタル版権管理会社であり、本作のプロモーションを担当するとのこと。リリース時期は、「glee」の新作「シーズン6」に合わせて行われる予定で、なかでも日本より現地の売上面が期待される。KLabがブシロードと共同で開発・提供するリズムアクションゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』で培った技術とノウハウ、そして「glee」の世界観とそのキャラクター・楽曲・ストーリーを融合した音楽ゲームの提供を目指す、としている。

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(15).イグニス



ぼくとドラゴン

昨年上場を果たしたイグニス<3689>は、これまで小規模の無料アプリによる広告で収益を上げてきたが、今回久方ぶりとなる本格ネイティブアプリで勝負。『ぼくとドラゴン』は、起動後30秒で楽しめる爽快感抜群の3Dクエストと、ギルドの仲間たちとのアツい協力バトルが魅力のスマホ向けRPG。プレイヤーは召喚バトルGPと呼ばれる「ギルドvsギルド」の王者決定戦優勝を目指して、冒険の旅に出る。

クエストに体力制限がないため、好きなときに好きな分だけ遊ぶことができるほか、本作の最大の魅力であるリアルタイム協力バトルでは、ギルド仲間とトークで戦略を練る、タイミングをあわせて連携技を決める、など協力バトルの醍醐味を十分に味わえる内容となっている。一方で、自動行動機能も搭載しており、初心者や忙しいプレイヤーでも気軽に参加することもできるように配慮されているという。なお、開発は子会社のスタジオキングが担当。

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▲『ぼくとドラゴン』

 

(16).ドリコム


※事前登録開始は2015年1月に延期

COLOR

バンダイナムコゲームスの『ONE PIECE トレジャークルーズ』『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』を開発したドリコム<3793>は、オリジナルタイトル『COLOR』を控えている。現在オープン中のティザーサイトには、登場するキャラクターの影とロゴのみで、ゲームの内容に関する情報は一切ないが、同社の内藤裕紀社長は、第2四半期の決算説明会で「オリジナルタイトルとなる。現在、社内での試遊を開始したが、新しいゲーム体験が提供できる。ゲーム内容には自信がある」などとコメントした。また、事前登録の延期理由は「マルチプレイの楽しさの向上と、今までにない新しい要素の開発においてさらなるブラッシュアップを図るべきと判断したため」、と説明している。

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くにおくんの熱血ドッジボール ALLSTARS!!

Aiming開発のスマホ向け本格オンラインRPG『剣と魔法のログレス いにしえの女神』が好調のマーベラス<7844>。しかし、2014年12月15日より正式サービス提供を開始した『ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド』が、サーバーのキャパシティを超える多数のアクセスがあったため、安定運用の継続が難しいと判断し、サービスの提供を一時中断するという厳しい状況に。2015年2月以降に再開すると発表し、複数の施策を含めてなんとか信用を取り戻したいところ。

他方、年配者の心くすぐる『くにおくんの熱血ドッジボール ALLSTARS!!』が熱い。くにおくんの「熱血高校ドッジボール部」の最新作は、くにお、りき、ごだい、へいるまん…、なんとザコまで全員集合のシリーズ総決算タイトルとなっている。100以上の必殺シュートだけでなく、くにおくんシリーズのBGMとステージを当時のまま収録のほか、友達との対戦も可能だ。

(18).Happy Elements




あんさんぶるスターズ!
ラストピリオド

300万ダウンロードを突破したラインストラテジーRPGの決定版『メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -』を手掛けるHappy Elements。同社の最新作のひとつ『あんさんぶるスターズ!』は、『あんさんぶるガールズ!』の男性版。メインシナリオは、引き続き人気作家の日日日氏(代表作: 『ささみさん@がんばらない』、『大奥のサクラ』、『狂乱家族日記』など)が担当しているが、詳しいゲーム概要は公開されていない。

また、「コミックマーケット87」で発表された『ラストピリオド』は、同社の人気タイトル『メルクストーリア』に次ぐ大型スマホRPG。詳細なゲーム概要は公開していなかったが、カワイイちびキャラたちがド派手に動き回るバトル演出はそのままに、縦画面を採用していた。また、マルチプレイで他プレイヤーと共闘することも可能という。ゲームを彩る個性的なキャラクターたちのボイスは、花江夏樹さん、田村ゆかりさんら豪華声優陣が担当。ストーリーにもボイスが実装されるようだ。


▲『ラストピリオド』

 

(19).ミクシィ




モンストスタジアム(仮称)

2014年は『モンスターストライク』大躍進の年だった。そして2015年、昨年のミクシィ<2121>第2四半期決算説明会でサプライズ発表されたのは、同社が提供しているモバイルゲーム『モンスターストライク』の新プロジェクト「モンストスタジアム(仮称)」だった。まだ詳細については未定だが、『モンスターストライク』を用いた対戦プレイに特化したスマートフォン向けアプリになるとのこと。

森田社長は「YouTubeなどで2チームに分かれ“どちらが先に勝つか”というルールで楽しんでいる方がいる。これが見ている人もやっている人も非常に楽しんで、なおかつ興奮するものになっており、これを実際に体験してもらいたい……という思いでプロジェクトを発足」とコメントした。新しい遊び方の提示で、今後も『モンスト』ブランドが向上することを期待したい。

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(20).ガンホー・オンライン・エンターテイメント


『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』

残念ながら現時点で新作アプリの発表はないものの、やはり気になるのがガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の動向だ。去る1月8日に大ヒットアプリ『パズル&ドラゴンズ』のさらなる展開として、任天堂の「マリオ」とコラボした新作ニンテンドー3DS用ソフト『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』を電撃発表して業界を驚かせたガンホー社。発表会の質疑応答では、本作のアプリ化は「ない」とコメントした森下氏だが、同社より完全新作のスマホアプリが2015年にリリースされることにも注目が集まっている。



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