【ゲーム株概況(1/27)】相次ぐ海外展開材料でアエリアが高い モブキャストは朝方S高も“往って来い”に 

東京株式市場では、日経平均株価は急反発し、前日比299.78円高の1万7768.30円で取引を終えた。ギリシャ総選挙の結果に対する懸念がやや後退したことに加え、為替の円高方向への推移も落ち着いたことで、市場心理が大きく改善した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見ると、総じてしっかりとした推移が目立つ中、アクセルマーク<3624>が一時ストップ高となるなど連日の急伸。前日まで大きく売り込まれてきたガーラ<4777>もこの日は大幅反発した。また、『ヴァリアスモンスターズ』の台湾でのサービスを開始(関連記事)を発表したアエリア<3758>も高い。アエリアは、先日、『Klee~月ノ雫舞う街より~』の海外展開についても情報を開示しており、相次ぐ海外展開での材料に市場の関心が集まっている。

ほか、コロプラ<3668>は、みずほ証券が目標株価は3800円に引き下げるも、投資判断「買い」を継続したことを受けて、5日ぶりに反発。明日28日には第1四半期決算の発表を控えているだけに、その発表をにらみながらの買い戻しの動きも出ているようだ。

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半面、前日は業績予想の上方修正を受けて買われたドリコム<3793>は利益確定売りに押され、日本一ソフトウェア<3851>は大幅続落。ブロッコリー<2706>やenish<3667>もさえない。

なお、モブキャスト<3664>は、世界的ヒットパズルゲーム「ルミネス」の知的財産権の取得(関連記事)を材料に朝方一時ストップ高するなど急騰したが、結局は“往って来い”となった。


■関連銘柄
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
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