日本一ソフト、第3四半期は営業益59%減…主力のパッケージソフトでの大型タイトルの減少で 3月に『魔界戦記ディスガイア5』を発売

日本一ソフトウェア<3851>は、本日(2月6日)、第3四半期累計(2014年4~12月期)の連結決算を発表し、売上高27億4000万円(前年同期比1.3%減)、営業利益1億9400万円(同59.3%減)、経常利益2億1800万円(同56.8%減)、四半期純利益1億0400万円(同73.8%減)だった。
 

PlayStation Networkを通じて配信するダウンロードコンテンツやカスタムテーマなどが堅調に推移したものの、パッケージソフトの利益が低下したことが主な要因。当サイトの取材に対し、同社では、パッケージソフトについては14タイトルを発売したものの、収益への影響が大きい大型タイトルは『大江戸 BlackSmith』のみだったため、と説明している(前の期は2タイトル出している)。3月には『魔界戦記ディスガイア5』を発売する計画で、どこまで挽回できるか注目される。

なお、セグメント別の損益は、パッケージ事業が売上高20億2900万円(同1.7%増)、営業利益3700万円(同83.1%減)、オンライン事業が売上高5億8800万円(同19.7%増)、営業利益3億3700万円(同5.9%増)、ライセンス事業が売上高3600万円(同64%減)、営業利益3100万円(同64.7%減)だった。



■2015年3月期の見通し

2015年3月期は、売上高28億5800万円(前期比22.1%減)、営業利益1億5200万円(同73.7%減)、経常利益1億5100万円(同75.0%減)、当期純利益1億4500万円(同69.7%減)を見込む。
 
株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
決算期
3月
直近業績
売上高48億3300万円、営業利益7億4500万円、経常利益9億4100万円、最終利益6億7200万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
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