KLab、買収防衛策を廃止 経営環境の変化で意義が低下で 高田和幸氏が常務取締役に就任へ

KLab<3656>は、この日(2月18日)、株式などの大規模買付行為に対する買収防衛策を更新せず、3月27日開催予定の定時株主総会をもって廃止することを明らかにした。

同社では、2013年11月より導入していたが、同社では、経営環境がこのプラン導入時から変化するとともに、グループの企業価値向上を進めていく上で、継続することの意義が相対的に低下していると判断したため、と説明している。直近の業績の回復も後押ししたものとみられる。


【関連記事】
【KLab決算説明会】「筋肉質な企業体質にできた」14年12月期は黒字転換に成功 『スクフェス』好調で"みんなで叶える物語"を体現 新作は『AOE』と『glee』に期待
KLab、2014年12月期は営業益21億円と劇的な黒字転換 躍進する“スクールアイドル”がけん引 今期1Qも大幅増収増益と新たなステージへ


同時に、株主総会に上程する予定の取締役候補も発表した。全員重任となる。ただ、取締役執行管理部長の高田和幸氏が3月1日付で常務取締役に就任するとにのこと。また監査役には西村正巳氏の就任が内定した。
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
企業データを見る