【アプリ調査】運任せでは無い…煌く宝石をじっくり眺めて消していく光と音のパズルゲーム『【18】』。モブキャスト渾身の新作を事前レビュー

モブキャスト<3664>は、スマートフォン向けアプリ『【18】 キミト ツナガル パズル』（以下、『【18】（エイティーン）』）のリリースを、2月下旬～3月上旬に予定している。

思考型ジュエルパズルゲームと銘打った本作は、ゲームクリエイターの水口哲也氏の監修のもと、『ルミネス』を手掛けたクリエイターが再集結して開発を行ったタイトル。2月10日から開始した事前登録では、なんと4日目となる2月13日時点で早々に10万人突破するなど、リリース前から各所で大きな話題を呼んでいる。

今回「Social Game Info」では、ひと足先に『【18】（エイティーン）』を試遊できる機会を得た。本稿では、筆者が遊んで気付いた本作の魅力を、レビュー記事として余すところなく紹介していく。

 

■現代社会に突如蔓延した“眠り姫症候群”…その謎に迫る

本作を語るうえで最も注目すべきなのが、その世界観。パズルゲーム、RPG問わず、従来のスマートフォンゲームの世界観は、剣と魔法が織り成す王道ファンタジーが主流となるが、『【18】（エイティーン）』は人間味あふれる多彩なキャラクターと魅力的なサウンド、そして現代ファンタジーテイストのポップかつミステリアスな世界観と、これまでに無い雰囲気を醸し出している。
 
プレイヤーは、現代社会に突如蔓延した“眠り姫症候群”と呼ばれる眠りから覚めない人々の意識を解放するため、夢世界に“ダイブ”して謎に迫っていく。道中、猫の顔を持つ謎の学者が現れたり、眠り続ける少女の精神が夢世界で魔女化していたりと、突飛な物語展開が繰り広げられる。

決してシリアスな内容だけではなく、緊張感が続く世界観のなかでもバラエティに富んだやり取りもあるのが特徴。そんな魅力的なキャラクターたちによる会話劇が、ゲームの随所で楽しめるのは、単純なパズルゲームだけでとどめていない本作ならでは。
   
そして、物語を進めていくと徐々に“眠り姫症候群”の秘密が明らかに……。といったように、ただパズルゲームを繰り返し遊ぶのではなく、並行して重厚な物語を楽しむことができる。ちなみにゲームはステージ踏破形式で進んでいく。

■主要キャラクター
・主人公
突如として夢世界に誘われた青年。博士に導かれ、ダイバーとして戦うことに。


・神崎カツミ
夢世界を研究する学者。猫の姿は夢世界での仮の姿。


・金田マリ
謎に包まれた美女。


 

■煌く宝石をじっくり眺めて…音とエフェクトが調和した爽快感

プレイヤーは、パズルを駆使して夢世界に現れる敵・エゴエスたちを倒していく。このバトル要素であるチェインパズルは、チーム編成で選択した4人のダイバー（キャラクター）と、他プレイヤーの助っ人ダイバー1人の計5人で進めていく。助っ人ダイバーがフレンドであれば、そのダイバーのリーダースキルの効果が得られるため、フレンドは積極的に増やしておくのが吉。

バトルでは同じ色の宝石をタテ・ヨコ・ナナメいずれか3つ以上つなげることで消せて、宝石を消すことで敵にダメージを与えられる。宝石を消すと、消した宝石と同じ色（属性）の仲間が敵を攻撃できるので、ステージの特性に併せてチームを編成していくのがポイントとなる。

また、宝石はなぞってつなげていくのだが、単純な直線でつなげていくのではなく、より多くの宝石を消すために道筋を探りながら攻略していく楽しみもあるほか、煌びやかな宝石が消えたときの効果音とエフェクトが本当に気持ちよく「次、もっと多く消したい！」と衝動にかられるほど。なにより制限時間が設けられていないため、じっくりと考えて消せるのは、本作が思考型ジュエルパズルゲームと呼ばれる由縁でもあろう。
 
画面上の敵にはカウントが表示されており、カウントが0になると敵が攻撃してきてダメージを受けてしまう。ダメージを受けた際には、ライフポットを消すことで回復できる。敵のなかには、宝石をロックするなどの特殊能力を使用してくることも。宝石がロックされたときは、ロックされた宝石と隣接する宝石を消すことで解除ができる。

また、宝石には属性があり、バトルの形勢に属性が大きな影響を及ぼす。有利な属性で攻撃すれば大ダメージを与えられ、不利な属性で攻撃を行えば与えるダメージは減少してしまうため、有利な属性で攻撃を行うことがバトルにおいて非常に重要になってくる。

属性の関係は、火は木に強く、木は水に強く、水は火に強く…といった具合だ。なお、画面上の敵をタップすると攻撃する相手を指定できるため、自身が持つダイバーと敵の属性を見極めて、効率よく倒していくのがセオリーだ。もちろんバトルがスタートして一定の期間が経過すると、ダイバー特有のスキルも使用できる。


 

■ひと癖もふた癖もあるダイバー（キャラクター）たち

夢世界に出入りできる能力を持ったダイバーは、チェインパズルに挑むうえでなくてはならないメンバー。ダイバーは、それぞれ特徴的なビジュアルや能力を持っており、プロフィール欄にも個々のバックボーンが描かれているのも本作の魅力のひとつだ。また、ダイバーは、ステージの報酬や酒場のガチャを回すことで入手可能。ガチャには、DPを消費してまわす「ノーマルガチャ」と、夢ドロップ（課金アイテム）を消費して回す「レアガチャ」が用意されている。

入手したダイバーは、ステージをクリアすることで経験値が得られるほか、素材となるダイバーを合成することでもそれらは可能だ。ダイバーがレベルアップすると攻撃・回避・HPが上昇し、さらに合成で同じスキルを持つダイバーを素材にすれば、スキルも強化することができる。当然、ダイバーのレベルがMAXになれば、必要素材を合成させることで、ダイバーを進化させ、より強力にすることも可能。
 
と、ここまでの仕様は従来のパズルRPGと同様だろう。

 

■運任せでは無い…戦略立てて狙う「18個消し」

本作のタイトル名にもあるように、夢世界では「18」という数字が強い影響力を持ち、チェインパズルでは18個以上の宝石をつないだ際に、本作における最大のセールスポイントでもあろう「エイティーン効果」が発動する。「エイティーン効果」は女神の特殊な力が宿り、一定期間、女神効果でバトルをサポートしてくれる役割を持つ。

18個の宝石を一気につなげるのは簡単ではないが、宝石を同時に6つ消すと現れる虹色のチェインジェムを駆使すれば容易く実現できる。チェインジェムは色が異なる他の宝石につなぐことができて、たとえば青い宝石3つと、緑の宝石4つをつなぐ位置にチェインジェムがあれば、青3つ、虹1つ、緑4つという8つの宝石を一度に消すことができるのだ。また、チェインジェムを使って攻撃すると、複数の敵にダメージを与えられる全体攻撃を行うことも可能。
 
ちなみに複数のチェインジェムをつなげると、コンボ化したチェインジェムへと変化。チェインジェム同士をつないだ数が多いほど、大きなダメージを与えることが可能なので、強力な敵に遭遇した際などに活用していくのが大事。このように、チェインジェムを複数個作成したのち、強力な敵が現れた場面で18個消しを狙っていくという、決して運任せではない、戦略立ててステージを攻略していくことが可能。
   

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先日開催されたモブキャスト決算説明会では、代表の藪考樹社長が「プロモーション動画で流れる音楽などがユーザーから高く評価されている。また、AppleやGoogleといったアプリストア関係者からも評価が高い」ともコメントし、アプリストアでフィーチャーされることにも期待感を示してくれた（関連記事）。

本作は女性もターゲットにしていることもあり、シンプルなパズルゲーム要素に加え、キャラクター性と物語性の双方が際立っているのが特徴だ。リリース後、大規模なプロモーション展開を準備しているとのことで、今後の動きにも注視して追っていきたい。
 

 

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事前登録を行った登録者全員にレアダイバー「★4 純潔シスターマリー」がプレゼントされる。また、メールアドレスを登録することで、アクションポイント（AP）を回復することができる「シープドリンク」もプレゼント。


▲「★4 純潔シスターマリー」、「シープドリンク」

さらに、メールアドレスを登録すると、友達招待キャンペーンとTwitter連携ガチャのチャンスもある。友達招待キャンペーンでは、友達を招待すればするほど、レアガチャなどに使用できる「夢ドロップ」がプレゼントされる。タイトルの『【18】（エイティーン）』にちなんで、友達を18人招待すれば、「夢ドロップ」が50個（11連続レアガチャ1回分）も。

また、Twitter連携ガチャでは、Twitterと連携することで、好きなダイバーが手に入るまでガチャを引くことができる。最初にガチャ5回分付与され、その後は1回ツイート（6時間ごとに1回、1日3回まで）するごとに5回ガチャがまわせる。


■『18』
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※ゲーム画面のキャプチャは開発中のものです
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