【ゲーム株概況(2/20)】アングーとの資本業務提携発表でgumiが後場急伸 アエリアは相次ぐ新作が評価材料に

2月20日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続伸となり、前日比67.51円高の1万8332.30円で取引を終えた。前日に終値ベースで、2007年7月の高値をクリアしたことで、景況感が好転したものの、さすがに目先達成感もあって、前場中ごろから次第に上げ幅を縮小した。

そうした中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>が高い。同社は、19日にマルチプレイ・アクティブRPG『プリズムファンタジア ~精霊物語~』のサービス開始時期が2015年春に決定したことを発表(関連記事)しており、相次ぐ新作タイトルによる業績回復期待が高まっているようだ。

また、gumi<3903>が後場に入って急伸した。同社は、後場の場中にゲームの企画・開発を手掛けるアングー(Angoo)との資本業務提携を発表(関連記事)。アングーは、、カプコンで『ストリートファイター』シリーズや『デビルメイクライ』シリーズを手掛けてきた中川裕史氏が代表を務めており、提携後の展開に期待が高まっているもよう。

ほか、ドリコム<3793>やエクストリーム<6033>、クルーズ<2138>も買われた。

半面、カヤック<3904>が急騰後の反動売りもあって大幅安し、前日上昇したミクシィ<2121>とコロプラ<3668>もこの日は軟調な推移となった。


■関連銘柄
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
企業データを見る
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
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