サイバーエージェント、テレビCMの効果と連携した動画広告の新サービス「アジャイル型配信モデル」を提供開始

サイバーエージェント<4751>は、テレビCMの効果と連携した動画広告の新サービス「アジャイル型配信モデル」を開発し、3月6日より提供を開始した。

新サービス「アジャイル型配信モデル」は、テレビCMの効果検証を、「アジャイル=素早く、俊敏に」実現することで、Web動画広告の配信先を最適化する新しい広告配信手法。サイバーエージェント社内に新設した専門の分析チームが、通常2~3週間かかるテレビCMの全国規模の効果検証を、業界最速(※2015年3月6日時点サイバーエージェント調べ)の最短5日間で行う。CM認知率、ブランド・商品認知率、好意度などの指標を、セグメント(性別、年齢、地域等)ごとに計測することができ、調査結果を元に、認知率の低いセグメント層に対して、Web動画の広告配信を行うことで、認知率の最大化を図る。これにより、企業は、テレビCMのリアルタイムな効果検証と、効率的なWeb動画広告の配信を一度に実現する。

■テレビCMとWEB動画を巡る市場背景
10代、20代における「テレビ視聴時間」は「ネット利用時間」とほぼ拮抗しており、若年層におけるテレビ媒体の影響力低下がマスマーケティング戦略において大きな課題となっている。そこで、テレビCMのリーチが難しい若年層に対してWeb動画にてセグメント配信を行うことで、テレビCMとWeb動画のトータルの広告接触量を確保する手法が一般的な戦略となっており、テレビCM出稿予算の一部をWeb動画にて活用するプロモーション事例が増えている。なお、Web動画配信においては、広告配信時のWeb動画の接触有無や接触回数などを解析した効果検証(=SSP検証)が増えつつある。
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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