【ゲーム株概況(3/19)】初配当実施のエクストリームが大幅反発 DeNAは連日のストップ高比例配分、任天堂はザラ場で4年ぶりの2万円台回復

3月19日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比67.92円安の1万9476.56円で取引を終えた。米FOMC(連邦公開市場委員会)の結果を受けて、米国の利下げ観測が後退したことで、為替が円高に振れたこともあり、国内市場はこれまでの上昇分の利益確定売りが優勢な展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日に続きディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>がストップ高比例配分となったほか、任天堂<7974>も朝方に約4年ぶりの2万円台回復を果たした後も、強含みのもみ合い推移が続いた。なお、任天堂は東証1部の売買代金トップと活況を呈した。

また、エクストリーム<6033>が大幅反発し、終値ベースでは3月2日以来となる4000円台を回復した。同社は、前日(18日)に2015年3月期の配当予想の修正を発表しており、従来の無配予想から期末30円と初配当を実施することになったことが材料視されている。

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ほか、グリー<3632>がこの日も連想買いされたほか、『ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド』がApp Storeの売上ランキングで自己最高の16位となったマーベラス<7844>も買われた。

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半面、前日買われたシリコンスタジオ<3907>やトーセ<4728>、KLab<3656>が利益確定売りに押されたほか、イグニス<3689>も新安値を記録するなど軟調に推移した。


■関連銘柄
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
企業データを見る
株式会社エクストリーム
https://www.e-xtreme.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エクストリーム
設立
2005年5月
代表者
代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
決算期
3月
直近業績
売上高102億1700万円、営業利益10億9700万円、経常利益14億4800万円、最終利益10億3400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
6033
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る