【アプリ調査】『戦国炎舞 -KIZNA-』アップデートで追加された新機能「協闘バトル」を早速プレイ…スピード感溢れるプレイ感覚に注目


サムザップが配信するiOS/Android向け戦国ゲームアプリ『戦国炎舞 -KIZNA-』において、いつでも合戦のようなリアルタイムバトル(GvR)「協闘バトル」が可能になる大型アップデートが実施された。「協闘バトル」は仲間を最大5名集めて敵将に挑むというシステムで、本作のまったく新しい楽しみ方となる可能性も秘めている。

今回早速プレイしてみたので、そのレポートをお届けしよう。

 

■協闘バトルは「合戦」とは違ったゲームバランスに


そもそも『戦国炎舞 -KIZNA-』(以下、戦国炎舞)とは、戦国時代を舞台に歴戦の名将たちを配下に従え、「合戦」と呼ばれるチームバトルを繰り広げる本格リアルタイムバトルゲームとして配信がスタートした。美麗な「武将」「智将」のカードやダイナミックな演出が多くのユーザーを掴み、すでに300万ダウンロードを突破するなど人気を集めている。

今までの戦国炎舞はメインコンテンツである合戦は1日3回、決まった時間に開催されるのみで、それ以外はクエストや決闘でカードを入手・強化するのみと、非常にシンプルなゲームとなっていた。そのため、今回のGvR実装は、新しい遊びを求めていたユーザーにとって待望の内容と言えるだろう。これは開発チームも同じことを考えているようで、今回の取材に対応してくれたスタッフは「協闘を通じて新しい協力バトルを楽しんでほしい」と期待を込めていた。
 
 

基本的なシステムは合戦と同じで、育てたカードで部隊(デッキ)を編成し、仲間と協力して勝利を目指す。ただし、前衛でも応援が使えるようになるなど、細かいシステム面に目を向けると違いも多く見受けられる。デッキに入れられるカードは武将が最大20枚、智将は最大10枚と、ここは通常のモードと同じだが、対人ではなく敵将との戦いとなるため、まったく違ったデッキ編成を考える必要が出てきそうだ。逆に言えば、これまでなかなか活躍の機会がなかったカードやスキルに脚光が当たる可能性も大いに考えられる。合戦では使う機会がない…というカードも協闘バトルでは活躍する可能性があるので試してみて頂きたい。

逆に「合戦だったらこのスキルを使えばいい」といったセオリーも通じなくなり、新しい戦略を練る必要が出てくる。

また、デッキ編成時に覚えておきたいのが、武将Pと智将Pが不要である点だ。このおかげで、ポイントの振り分けを気にすることなく自由な編成が可能になっている。今まで実現できなかったカード同士の組み合わせも生まれてくるだろう。また、これのおかげで初心者でも気兼ねなく参加できるメリットも考えられる。

協闘バトルを始めるためには、一般的なアプリの協力プレイと同じ要領でルームを作成し、共にプレイする仲間を集める。ルームでは連合に所属する人同士で集まることも、まったく知らない人同士で集まることも可能。IDを入力すれば、他プレイヤーの作成したルームにピンポイントでの入室もできる。参加者募集の際には全体掲示板などを利用すると便利だろう。
 
 

一度の戦闘に参加できるのは最大5人となっているが、最低2人からでも出撃できるため、気軽に遊ぶことができる。ルームではチャットも可能で、ここで事前の情報交換や作戦の相談を行える。もちろんゲームがスタートしたあともチャットは可能だが、戦闘はリアルタイムで進行するため、事前の意思疎通はしっかりと行っておきたい。
 
 

参加メンバーが揃い、作戦も決まったら、対戦する敵将を選んでバトルがスタート。敵将は現在のところ3人用意されており、一撃が強い代わりに攻撃間隔が長い前田利家、機敏な動きをする服部半蔵、そして攻守のバランスが良い黒田官兵衛だ。敵将ごとにまったく違う個性を持っており、三者三様の戦いが楽しめるだろう。
 
 

バトルシステムの基本は合戦と同じで、攻撃や計略を駆使してダメージを与えていく。ただし、登場する敵将は他のモードよりも若干強めに設定されているので注意が必要だ。筆者がプレイした低レベル向けのステージでは難なく倒せたものの、開発スタッフいわく「後半は強力なメンバーが5人集まっても勝てるか勝てないか」というバランスになるとのこと。前述のとおり前衛や後衛に関係なく回復・応援スキルが使用できるので、積極的に利用したいところだ。

そのほか、合戦は戦闘時間が30分間だが、協闘バトルは最大5分と、かなり短めに設定されていることも特徴。時間内に敵将を倒さないと負けとなってしまうので、スピーディーかつ積極的な攻撃が求められる。コンボチャンスの時間も1分程度と短いので、チャンスが巡ってきたら逃さないようにしたい。

もちろん味方全員のヒットポイントが0になっても、その時点で敗北となる。使用した際にヒットポイントが1になってしまう「玉砕」などは、充分注意して扱いたい。このようなスキルを使う場合は、味方に同じタイミングで回復スキルを使ってもらうようにコミュニケーションをとっておくなどの工夫をするべきだろう。

実際に遊んでみると、まずはテンポの早さに驚かされる。快適にプレイできると同時に、戦況がめまぐるしく変化していくので、常に先の展開を読みながら回復・応援スキルを使用する必要がある。このテンポ感に関しては、先に公開された体験版よりも向上しているので、当時触って不安に思ったユーザーも安心の出来だ。

また、敵将の体力を減らしていくと相手もスキルを使ってくる。相手が使用するスキルは、防御力や攻撃力を2倍にするなど、いずれも強力なものが揃っている。そのうえ、複数存在するスキルを同時に使用してくるため、例え追い詰めたとしても気が抜けないので注意したい。各敵将の行動パターンも複数用意されているため、同じ敵将であっても毎回違った展開を楽しめるのは大きな魅力だろう。
 
 

なお、敵将のバリエーションは実装後も増やしていく予定があるとのこと。期間限定のキャラクターのほか、将来的にはコラボレーションもやっていきたいと考えているそうだ。

 

■ユーザー間の攻略が楽しそうなモードに。限定の報酬にも注目


協闘バトルは基本的にいつでもどこでもプレイができるため、システムに多少の違いはあるが、合戦のようなアツいバトルの練習を手軽にできるという意味でも重宝しそうだ。またこれまで注目されていなかったカードが、思わぬところで活躍するかもしれないので、攻略のやりがいが一段と上がる作品に進化していくだろう。

そして気になる報酬だが、ガチャ券や握り飯といった使い慣れた便利アイテムに加え、「御守」が手に入る。「御守」はカードのベース値を上げ、更に強くすることができるアイテムだ。カードを強化し、合戦でさらに活躍するためにも、見逃せない機能と言える。


■『戦国炎舞 -KIZNA-』
 

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会社情報

会社名
株式会社サムザップ
設立
2009年5月
代表者
代表取締役 日高 裕介
決算期
9月
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