ガンホー、2014年12月期の『パズドラ』関連の売上高は前年比6.6%増の1583億円に拡大…多角的な展開が奏功、2015年もさらなる成長を目指す

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、3月23日、2014年12月期の有価証券報告書を開示し、『パズル&ドラゴンズ』関連の売上高が前の期に比べて6.6%増の1583億円だったことを明らかにした。同社の全体の売上に占める割合も前年の91.1%から91.5%に伸びた。

ガンホーによると、『パズル&ドラゴンズ』関連の売上高は、スマートフォンアプリの国内売上高だけでなく、海外での展開やニンテンドー3DS向けソフトのソフト販売、キャラクターグッズなどの売り上げも含まれるとのこと。売り上げの内訳は不明だが、多面的な展開で成長が持続したことがわかる。

続く2015年は『PUZZLE & DRAGONS SUPER MARIO BROS. EDITION』の発売を4月(海外では5月)に控えているほか、中国テンセントとの提携による中国展開などでさらなる成長を目指す。とりわけ『PUZZLE & DRAGONS SUPER MARIO BROS. EDITION』は、国内外で高い人気を誇る「マリオ」とのコラボだけに大きなインパクトを持つかもしれない。
 
 


また、ガンホー全体のアプリストア別の販売金額を見ると、App Store経由が15.0%増の795億円、Google Play経由が4.3%増の850億円となった。2013年12月期は、Google Play経由の販売金額がApp Storeを100億円以上上回っていたが、約55億円に縮小したことになる。

なお、『パズル&ドラゴンズ』関連売上高と、App StoreとGoogle Play経由での売上高の推移をグラフにすると以下のとおりとなる。

 
【『パズドラ』関連売上高の推移】



【App StoreとGoogle Play経由の販売金額の推移】
出所:有価証券報告書より作成。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る