【ゲーム株概況(4/8)】カヤックが後場引けにかけて上げ足を加速 『崖っぷちバスターズ』の事前登録開始のドリコムも高い

4月8日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比149.27円高の1万9789.81円で取引を終えた。2000年4月以来の高値水準で、いよいよ2万円大台乗せも現実的に状況となってきている。今月末に発表が本格化する3月期決算銘柄の決算発表への期待感が市場の底流にあるようだ。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カヤック<3904>が後場引けにかけて上げ足を加速して大幅高した。7日にスマートフォンゲームコミュニティサービス「Lobi」のアップデートを発表(関連記事)したほか、1~3月決算シーズンの接近で業績面での期待感も株価を後押ししている。なお、同社は、​GameBankの新作タイトル『大集合!ワイワイパーティ(仮)』の制作を担当していることも明らかとなっており、明日以降の株価の動きも引き続き注目しておきたい。

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また、前日に続きガーラ<4777>が大幅高したほか、直近IPOのAiming<3911>、来週14日に決算発表を控えるケイブ<3760>、期待作『崖っぷちバスターズ』の事前登録を開始(関連記事)したドリコム<3793>なども高い。
 
半面、モバイルファクトリー<3912>は5日続落と利益確定売りの局面が続き、コムシード<3939>は終値ベースで昨年12月11日の安値894円を割り込んだ。


■関連銘柄
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
企業データを見る
株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
企業データを見る