オルトプラス、15年9月期の営業益予想を32％減額、最終赤字に下方修正…新規タイトルの遅れや一部タイトルの想定下回る売上で

オルトプラス<3672>は、本日（5月7日）、2015年9月期の連結業績予想を下方修正し、売上高44億6500万円（前回予想53億4400万円）、営業利益1億0100万円（同1億5000万円）、経常利益1億0200万円（同1億4800万円）、最終損益1000万円の赤字（同4500万円の黒字）とした。

従来予想からの修正率は、売上高が16.4％減、営業利益が32.7％減、経常利益が31.1％減となる。

 

同社では、前期より運営している一部タイトルが当初想定を下回ったことや、第2四半期（1～3月期）のリリース予定タイトルの遅延、新規リリース予定タイトルと他社との協業案件の売上見込額を直近の進捗状況に基づいて見直したため、と説明している。また新規タイトルに係る外注費用の一部を子会社内での内製にすることで収益改善を図ったが、カバーしきれなかったようだ。



■第2四半期は減収・赤字転落

同時に、第2四半期（14年10月～15年3月期）累計の連結決算は、売上高13億8200万円（前年同期比5.5％減）、営業損益3億9100万円の赤字（前年同期2億2900万円の黒字）、経常損益3億8800万円の赤字（同2億0100万円の黒字）、最終損益3億6500万円の赤字（同8800万円の黒字）だった。