エキサイト、15年3月期は経常益26%減の1.65億円…「excite光」や海外子会社の先行投資負担で

エキサイト<3754>は、5月14日、2015年3月期の連結決算を発表し、売上高71億8600万円(前の期比2.0%減)、営業利益2億3900万円(同17.9%減)、経常利益1億6500万円(同26.7%減)、最終利益1億2100万円(同40.4%減)だった。
 

アドネットワークを活用した広告営業、スマートフォンアプリの販売などによる増収を図ったが、大型広告案件減少やブロードバンド販売プランシフトなどで減収となった。また「excite光」に関し、先行投資として1億6700万円を支出した結果、営業減益となった。

また、経常利益については、営業減益に加え、インドネシアでポイントサービスを営む関連会社の費用先行状態が未だ続き、「持分法による投資損失」が悪化した。さらに最終利益はさらに減っているが、投資有価証券の減損処理を行ったため。
 



■2016年3月期の見通し

2016年3月期の業績予想は非開示。同社では、その理由について、「現時点で合理的な算定が困難であるため」と説明している。