日本エンタープライズ<4829>は、5月21日、スマートコミュニティ事業に参入するとともに、それに伴う合弁会社「山口再エネ・ファクトリー株式会社」を6月に設立すると発表した。子会社フオー・クオリアの取引先であるNTTネオメイトらが経済産業省による「スマートコミュニティ構想普及支援事業」の採択を受けて、山口県宇部市で「太陽光発電実証事業」を開始することとなり、日本エンタープライズも参画することにしたという。同社のアプリケーションとシステム開発力、山口県にオフィスを置き同県に事業基盤・人脈・開発実績を持つフオー・クオリアの強みを活かす、としている。合弁会社は、太陽光発電・電気販売を行う。
なお、同社によると、再生可能エネルギーを活用して、家庭や学校、交通システムなどを情報通信技術(ICT)で繋ぎ、地域全体でエネルギーの有効活用を図る環境配慮型の街づくり（スマートコミュニティ）への取り組みが世界規模で進んでいるという。日本でも、スマートコミュニティ実現へ向けて、国・自治体・民間により、太陽光発電や風力発電などの事業が行われ、再生エネルギー活用による地域振興を目指す動きが広がっているとのこと。
合弁会社の概要
