スマートフォンアプリジャム2015実行委員会と、モバイル・コンテンツ・フォーラム（MCF）は、5月30日(土)から31日(日)にかけて、予選の第5弾となる北陸予選を開催した。
今回の予選には、高校生、専門学校生、大学生、社会人など多様な7チームが参加した。当日、「仕事／勉強を楽しくする」というテーマが発表され、SPA（温泉地）で開催される本選出場権を目指して熱い戦いが繰り広げられた。
オープン・イノベーションを実現する参加者全員のアイデアソンからはじまり、ハッカソンにおいて開発されたゲームやユーティリティ、ツールなどの様々なアプリが発表され、審査はテーマ性、ユニークさ、実装力、プレゼン力の項目で行われ、最優秀賞として本選への出場権を得たのは以下のチームとなる。
●最優秀賞（SPAJAM本選出場チーム）
北陸会場
チーム名:ふくもく会
アプリ名: 「きょうのBOSS」
チームメンバー: 赤坂 正昇さん、山森 美穂さん、坂本 尚嗣さん、木下 剛志さん、塚本 英成さん
アプリの内容：BOSSをいじってチームワークを高めることを目的としたアプリを開発。チーム内でBOSS役を決め、その人をいじられ役として、メンバーがコメントを書いてスマートフォンを振ると、BOSSの画像の中に、そのコメントがスクロールで流れ、チームメンバーで共有して楽しむSNS機能を持つ。投稿するときのスイングが大きいほど、画面に流れる文字が大きくなり、スイングの大きさを競う遊びも含まれている。
仕事の楽しさとしてチームワークに着目し、遊び心をふんだんに活かしたアイデアを、しっかりと実装に活かした点が目を引いた。地元のIT勉強会のグループとして、日ごろ積んだ研鑽を本選でも如何なく発揮できるか、要注目のチームだ。
他にも優秀賞として「ありもと愉快な仲間たち」（代表：ハイパーメディアオタサーの姫arimoさん）、「Doby Games」（代表：西﨑 友哉さん）、「newbie$」（代表：堀口 日向さん）の3チームと、審査員特別賞として「PCN SABAE」（代表：三﨑 雅史さん）が表彰された。なお、最優秀賞に加えて、全国8カ所の予選で優秀賞となったチームから最大3チームが選出されて本戦出場権を獲得する。
【審査員】
北陸会場
飯田 哲男 氏（サイバード ビジネス戦略統括本部 テクノロジー戦略統括部 統括部長）
西川 裕二 氏（富士通 インテグレーションサービス部門 事業推進統括部 戦略企画室 シニアマネージャー）
鈴木 成典 氏（App Annie Japan Customer Success Senior Manager）
原 亮 氏（ファンドロイド・イースト・ジャパン 理事長）
三淵 啓自 氏（デジタルハリウッド大学大学院 デジタルコンテンツ研究科 専任教授）
今回のSPAJAM2015では、最優秀賞のシリコンバレースペシャルツアーをはじめ、ハッカソンの世界大会であるグローバルハッカソンソウルへの招待（渡航費用等も提供）やSPAJAMだけのお金で買えない忘れえぬ思い出となるような豪華賞品が提供される。なお、今後、全国3地域3会場（札幌、東京B、福岡）の予選が開催される。
【東京B】
開催日程：6月13日(土)～14日(日)
応募締切：6月1日(月)
会場：コロプラ
【北 陸】
開催日程：5月30日(土)～31日(日)
応募締切：5月25日(月) 応募期間を延長した
会場：めがねミュージアム（鯖江）
【福 岡】開催日程：6月13日(土)～14日(日)
応募締切：6月1日(月)
会場：福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター
共催：福岡県、福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議
■関連サイト
