Super Evil Megacorp、MOBAゲーム『Vainglory』を7月3日に正式ローンチ…Android版の事前登録開始、世界大会も実施決定


Super Evil Megacorpは、6月25日、モバイル用MOBA(マルチプレイ オンライン バトルアリーナ)『Vainglory』を7月3日に正式ローンチすると発表した。『Vainglory』のローンチアップデート版は、App StoreとGoogle Playで配信される。ローンチの2週間後には韓国ソウルで、初となるVainglory世界大会が開催されることも明らかになった。

本作は、3人編成の2チームがリアルタイムで戦うマルチプレイヤー向けバトルゲーム(MOBA)。各プレイヤーは、それぞれひとりのキャラクター(ヒーロー)をコントロールして、チームメンバーと戦略を立てて、敵チームの基地の中心にある巨大なクリスタル「Vain」を破壊することがバトルの目的となる。
 




本作の初期バージョンは2014年11月に北米のApp Storeにてリリースされ、世界各地で次々とリリースされた後、2015年4月に日本のApp Storeにてリリースされた。北米リリースから半年経過し、プレイヤーベースを大きく広げただけでなく、多くの高評価を得たという。さらに、動画配信視聴者数が拡大し、eスポーツ競技として確立されたとのこと。

今回の正式ローンチを記念し、ゲーム配信サービスTwitchのサンフランシスコ本社で特別イベントを7月1日(太平洋夏時間)に開催し、生放送する。また、その後に日本を含む各国の配信者がVainglory公式チャンネルを交代でジャックし、24時間配信を行う。日本の配信は日本時間7月2日20時から22時に行われる予定。
 
今回のローンチアップデートをもって、150種類以上のAndroid端末でプレイが可能となる。さらに、iOS・Androidともにカジュアル試合/ランク試合、ヒーロー(ゲーム内キャラクター)の外見と視覚効果を変える3階層のスキンシステム、新しいプレイヤー向けの充実したチュートリアルなど、鍵となる機能やコンテンツが追加される。また、16体目のヒーローであるバーサーカーのロナが登場する。
 

なお、Super Evil Megacorpによると、『Vainglory』のコミュニティは活発に活動しており、世界中のプレイヤーは12言語にローカライズされた『Vainglory』のアプリ内で一日平均80分を過ごしているという。特に日本のプレイヤーは世界の平均を超える1日110分をアプリ内で過ごしているそうだ。またTwitchでは、Vaingloryのゲームプレイは150万回以上視聴され、今年2月から3倍に増えているとのこと。


 
■Super Evil MegacorpのCEO兼共同創立者、Bo Daly(ボー・デイリー)氏のコメント

「私たちはモバイル端末の限界についての先入観を破壊し、モバイル世代にコアゲーム体験を贈りたいと考えています。『Vainglory』は何年も先まで楽しめるゲームとして、素晴らしいプレイヤーやインフルエンサーのコミュニティとともに作り上げられてきました。『Vainglory』がPC用ゲームであれば、7月3日はベータ終了の日と言えるでしょう。『Vainglory』は単なるモバイルゲームではありませんし、Super Evil Megacorpはいわゆるモバイルゲーム会社ではありません。私たちはコアゲーマーのためのコアゲームを作る会社で、モバイル機器こそが未来のコアゲーム機器だと信じているのです」


 
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