ボルテージ、15年6月期予想を上方修正…営業益と経常益は従来予想比2.3倍に上ブレ 恋愛ドラマアプリ堅調や広告宣伝費の効率的な使用が寄与

ボルテージ<3639>は、7月16日、2015年6月期通期の連結業績予想の修正と、関係会社株式評価損の計上を発表した。

2015年6月期通期は、売上高が従来予想105億円から106億円(増減率1.0%増)、営業利益は同2億円から4億6000万円(同2.3倍)、経常利益は同2億円から4億7000万円(同2.3倍)に上方修正され、当期純利益はゼロの予想から2億円の黒字に修正された。
 

修正の理由は、売上高は日本語版恋愛ドラマアプリ及び英語版恋愛ドラマアプリが堅調に推移したため。利益については、主に広告宣伝費の効率的な使用で費用の抑制に成功したことが奏功している。

なお、併せて、連結子会社(Voltage Entertainment USA, Inc.)株式について、実質価額が著しく低下したため、金融商品に関する会計基準に基づき減損処理を実施。関係会社株式評価損1億7000万円を特別損失として計上するが、これは個別決算上の処理となり、連結決算では消去されるため、連結業績には影響しない。
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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