【アプリレビュー】ハッピゲーマーの新作『呪人』は暑気払いに最適な心霊体験ホラーゲーム



ハッピーゲーマーの心霊体験ホラーゲーム『呪人(ノロイビト)』を取り上げておこう。最近、猛暑日が続いているが、暑気払いにピッタリのアプリだ。8万ダウンロードを突破するなどダウンロード数も順調に伸びているようだ。

本作は、心霊体験ホラーゲームアプリで、「Unity」で制作されている。霊感の強い女子高生「藤原さくら」は、親友の「芦屋かすみ」から廃墟になったマンションに呼び出され、除霊を依頼されるところからゲームが始まる。プレイヤーは、「藤原さくら」となり、「除霊水」を使って部屋にいる悪霊の除霊を行っていく。

ゲームの操作方法は至ってシンプルだ。

・前に進む…長押し
・上下の視点移動…長押しした上で上下にスライド
・左右の視点移動…
・物を調べる・扉を開ける…タップ
・悪霊を攻撃する…タップ

悪霊に遭遇したら、悪霊をタップすると「除霊水」を使って除霊を行うことができる。遭遇する悪霊たちは攻撃してくるため、ダメージを受けてライフがなくなるとゲームオーバーとなってしまう。

ゲームの進め方は、部屋の中にいる悪霊を見つけ出してひたすらタップして除霊していくだけ…なのだが、突然、悪霊が視野の外から攻撃してきて死んだり、レベルアップ時に発生するイベントで新しい悪霊が出現して攻撃してきたりして、何度も驚かされた。特に夜中にヘッドフォンで遊んでいるときなどは特に驚く。

 



攻略のポイントは、悪霊が攻撃してくる前に仕掛けることに尽きる。悪霊が出現すると、悲鳴や鳴き声が響くので、素早く移動して悪霊を探していこう。また、部屋には体力回復アイテムが落ちているので、それを有効活用することも重要となる。死んでしまっても何度もやり直しができるので、諦めずにトライすることも重要だろう。

悪霊退治に成功すると、「火の玉」をドロップする。スワイプして収集していくと、レベルが上がって、体力の最大値がアップしたり、それまで見えなかった悪霊が見えたりする。また「火の玉」を使って、ゲーム内で使えるアイテムと交換することも可能だ。アイテムを活用することでゲームを有利に進められる。
 


▲火の玉を集めていくと、ゲーム内アイテムと交換できる。


▲レベルが上がると、イベントが発生する。「藤原さくら」と「芦屋かすみ」の会話が始まり、自分たちのいる廃墟となったマンションにまつわるストーリーや背景、そして謎が徐々に明らかにされていく。

 
▲課金アイテムも用意されている。悪霊のドロップする火の玉が2倍になるというもので、効果は永続的に発揮される。

 
▲画面を移動していると、どこにいるのかわからなくなることがある。そこで画面右側のボタンを押すと、部屋の中に視点を戻してくれる。

 
▲図鑑機能もある。自分の倒した悪霊が確認できる。


最後に、気になった点をあげておくと、アプリの説明が非常に簡素でもったいないと思ったことと、ゲーム画面に掲載される広告がゲームの世界観をやや損なうものになっているのではないか、と感じることがあった。とはいえ、心霊ものやホラーものが好きな人には、ドキドキハラハラしながら楽しめるゲームアプリに仕上がっている。ホラーや心霊ものが好きな方にはおすすめしたい。


 
■『呪人(ノロイビト)』
 

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