【速報】コロプラ、第3四半期は売上高35%増、営業益35%増…新作3タイトルと『白猫』など既存ゲームが売上に寄与 QonQでは増収減益に【追記】

コロプラ<3668>は、7月29日、2015年9月期の第3四半期累計(10~6月)の決算(非連結)を発表、売上高511億円(前年同期比35.7%増)、営業利益229億円(同35.5%増)、経常利益231億円(同36.9%増)、最終利益136億円(同43.1%増)だった。

 

オンライン型ゲームアプリについては、第2四半期会計期間に『東京カジノプロジェクト』の配信を開始し、第3四半期会計期間には『ランブル・シティ』と『バトルガール ハイスクール』の配信を開始。前事業年度に配信を開始した『ほしの島のにゃんこ』や『白猫プロジェクト』といった既存ゲームが売上に寄与した。

また、海外展開も積極的に推し進め、第1四半期会計期間には韓国に向けて『白猫プロジェクト』の配信を開始。第2四半期会計期間には台湾・香港・マカオに向けて『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』と『白猫プロジェクト』、さらには韓国に向けて『アクション三国志 for Kakao』の配信を開始した。さらに第3四半期会計期間には中国に向けて『白猫プロジェクト』、韓国に向けて『スリングショットブレイブズ』の配信を開始している。

【追記】
業績を四半期推移で見てみると、売上高は前四半期比9.8%増の181億円となったものの、営業利益は同1.1%減の78億円と減益にとどまった。既存タイトルの上に新作がオンしてきたことで売上高は一段伸びたが、利益面では新作タイトルなどを中心にCMを展開したことで、広告宣伝費を含めた費用が増加した影響が出ているものと思われる。ただし、広告宣伝費の増加は、第2四半期決算の説明会(関連記事)でも説明されていた規定路線のものとも言える。
 

なお、2015年9月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高700億円(前期比30.7%増)、営業利益300億円(同27.1%増)、経常利益300億円(同27.4%増)、最終利益175億円(同34.4%増)を見込んでいる。
 
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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