日本一ソフト、1Qは売上高40％減、営業益は7100万円の赤字計上に…国内外で3タイトル発売も主力のパッケージ事業は売上高60％減に

 
各セグメントごとの状況は以下の通り。

①パッケージ事業…売上高2億1869万円（前年同期比60.9％減）、営業損益8842万円の赤字（前年同期2848万円の赤字）
国内外合わせて全3タイトルを発売。国内市場では、『魔界戦記ディスガイア４ Return PlayStation Vita the Best』(PS Vita専用ゲームソフト)『ディスガイア D2 PlayStation3 the Best』(PS3専用ゲームソフト)の2タイトルを発売した。海外市場では、『Operation Abyss: New Tokyo Legacy』(邦題：『東京新世録 オペレーションアビス』、PS Vita専用ゲームソフト)を発売した。

グッズの制作・販売においては、新規グッズの制作や当社ホームページでの通信販売サイトにおけるキャンペーンの展開を行い、既存顧客の満足度向上に努めた。

②オンライン事業…売上高1億9841万円（同16.4％増）、営業利益8268万円（同4.0％減）
PlayStation Networkを通じてダウンロードコンテンツやカスタムテーマの配信などを行った。

③ライセンス事業…売上高1668万円（同39.8％増）、営業利益1513万円（同38.4％増）
クローバーラボが配信しているAndroid及びiOS対応のゲームアプリ『ゆるドラシル』に、『魔界戦記ディスガイア』シリーズのキャラクターが登場するコラボレーションなどを行った。

④その他事業…売上高2472万円（同3.3％減）、営業損益99万円の赤字（前年同期133万円の赤字）
ブロッコリー<2706>から発売が予定されている『神々の悪戯(あそび)InFinite』(PSP専用ゲームソフト)の受託開発を行った。また、グッズやトレーディングカードを扱うカードゲームショップ「プリニークラブ」の運営を進めた。

なお、2016年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高30億9600万円（前期比15.7％減）、営業利益1億2300万円（同11.8％減）、経常利益1億2200万円（同21.3％減）、当期純利益6800万円（同3.4倍）の見込み。