GMO、第2四半期は売上高・利益ともに過去最高 ネット証券が伸長、ゲーム事業の赤字幅縮小

GMOインターネット<9449>は、7月30日、第2四半期累計(2015年1~6月期)の連結を発表し、売上高635億円(前年同期比21.2%増)、営業利益84億円(同71.0%増)、経常利益83億円(同69.6%増)、最終利益70億円(同160.6%増)といずれも過去最高となった。

 


GMOクリック証券とびFXプライムbyGMOの展開するインターネット証券事業が好調だったことに加え、インキュベーション事業での保有株式の売却が進んだことが主な要因。もう一つの柱であるインターネットインフラ事業は減益となったが、プロモーション投資を積極化したことによる。またゲーム事業を展開するモバイルエンターテイメント事業は赤字幅が縮小した。GMOクリックホールディングス株式の売却益の計上も最終利益を押し上げた。

セグメント別の売上高・営業利益は以下のとおり。
 


 
■2015年12月期の見通し

2015年12月期は、売上高1210億円(前期比10.6%増)、営業利益143億円(同10.6%増)、経常利益143億円(同12.3%増)、最終利益90億円(同54.1%増)を見込む。

 
GMOインターネットグループ株式会社
http://www.gmo.jp/

会社情報

会社名
GMOインターネットグループ株式会社
設立
1991年5月
代表者
代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
決算期
12月
直近業績
売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9449
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