カヤック、2Qは売上高45.7%増、営業益は前年同期の赤字から2.8億円の黒字に転換 QonQでは0.6%の減収ながら8.0%の増益に

カヤック<3904>は、8月13日、2015年12月期第2四半期(1~6月)の連結業績を発表、売上高16億1000万円(前年同期比45.7%増)、営業利益2億800万円(前年同期5000万円の赤字)、経常利益2億500万円(同5300万円の赤字)、四半期純利益1億2900万円(同3200万円の赤字)となった。
 

取扱いサービス別の状況は以下の通り。

①クライアントワーク…売上高5億1439万円
スマートフォンの普及や新しい技術の出現を背景に、WEB領域にとどまらないリアルと連動した案件の増加がみられた。また、広告領域のみならず研究開発領域へと事業領域の拡大を図った。

②ソーシャルゲーム…売上高9億1095万円
「ぼくらの甲子園!ポケット」など「共闘スポーツRPG」を軸にしたタイトルを展開しており、そのノウハウを活かしたイベントの実施・運営、及び新規タイトルの開発に努めた。

③Lobi…売上高1億5824万円
「Lobi」というスマートフォンゲームに特化したコミュニティ事業を進めている。プレイ動画の録画機能をはじめとした機能の拡充に努めるとともに、ビッグタイトルを中心に「Lobi」と連携するタイトル数を積極的に増加させる中でユーザー数の拡大を図っている。

業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は8億200万円(前四半期比0.6%減)となったものの、営業利益は1億800万円(同8.0%増)となった。これにより、営業利益率は前四半期の12.4%から13.5%に向上した。
 

なお、2015年12月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高37億500万円(前期比27.9%増)、営業利益3億7000万円(同86.6%増)、経常利益3億6900万円(同2.0倍)、当期純利益2億3600万円(同99.8%増)の見込み。
 

 
株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
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