ウェッジHD、第3四半期の営業益は280%増の12億円に…タイ・カンボジアでの金融業の伸びと円安で 「ドラゴンボール」TCGを受注

ウェッジホールディングス<2388>は、8月14日、第3四半期累計(14年10月~15年6月期)の連結を発表し、売上高65億2800万円(前年同期比57.2%増)、営業利益12億0700万円(同279.6%増)、経常利益13億4200万円(同244.6%増)、最終利益6億6200万円(同737.2%増)だった。

 


タイとカンボジアにおけるファイナンス事業の伸びたことに加え、為替の円安が収益を押し上げたようだ。トレーディングカードゲームの制作やエンタメ関連書籍の制作を請け負うコンテンツ事業は減収減益となったが、「ICカードダス ドラゴンボール」のカードゲームの制作を受注し、第4四半期から売上が計上されるとのこと。

続く2015年9月期は、売上高87億円(前期比45.1%増)、営業利益16億円(同414.2%増)、経常利益17億円(同337.0%増)、最終利益8億5000万円(同953.6%増)を見込む。同社は業績予想について、売上高を従来予想から2億円、最終利益を4億5000万円を引き上げる一方、営業利益を2億円引き下げる修正を行っている。