東京株式市場では、日経平均株価は大幅続落となり、前日比331.84円安の2万0222.63円で取り引きを終えた。前日の米国株式市場が下落したことに加え、前日急落した上海株式市場がこの日も下げ止まらなかったもあり、外部環境への警戒感が強まったようだ。先物主導で売られ、7月13日以来の安値となった。こうしたなか、上海株の下落を背景にリスク回避ムードが強まる中、ゲーム関連銘柄も総じて軟調だった。マザーズの主力銘柄であるミクシィ<2121>が反落となったほか、KLab<3656>やコロプラ<3668>といったスマホ関連の主力銘柄もさえない。他方、バンダイナムコホールディングス<7832>や任天堂<7874>、コナミ<9766>など大手ゲーム会社の一角が堅調だった。
個別では、エイティング<3785>が大幅安となった。Craft Eggと共同開発のスマートフォン向け育成シミュレーションゲーム『なないろランガールズ』をこの日リリースしたことを明らかにした。株価は、前日まで5日続伸と買われていたように、事前の期待が高いタイトルだったが、リリースとともに目先の材料出尽くしとなり、利食い売りに押されたようだ。
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クルーズ<2138>が反発。他の銘柄と同じく、朝方から売りに押されていたが、引けにかけてプラスに転じた。目立った材料は観測されていないが、ショートカバー（空売りの買い戻し）が入ったもようだ。
■ゲーム関連株
