エイチーム、15年7月期は営業利益43%増の20億円…ゲーム・生活情報が伸長、Dサマナーとレギオンは月商1億維持、ユニゾンも史上最高売上【追記】

エイチーム<3662>は、本日(9月11日)、2015年7月期の連結決算を発表し、売上高158億円(前の期比31.5%増)、営業利益20億円(同43.8%増)、経常利益21億円(同47.2%増)、最終利益13億円(同68.6%増)だった。
 

大幅な増収増益での着地となったが、ゲーム事業などを展開するエンターテインメント事業、生活情報を提供するライフサポート事業が伸びた。とりわけライフスタイルサポート事業は、過去最高の売上高・利益になったという。

セグメント別の状況は以下のとおり。

■エンターテインメント事業は、売上高79億円(前の期比28.3%増)、セグメント利益17億円(同25.6%増)だった。「ダークサマナー」と「レギオンウォー」が引き続き月商平均1億円強の規模で推移したほか、「ダービーインパクト」はリリースから2年経過してなお増収傾向にあるという。さらに「ユニゾンリーグ」はTVCMが功を奏し、エンターテインメント事業史上最高の月間売上を記録するなど、セグメント売上を大きく引き上げ、エンターテインメント事業は過去最高のセグメント売上を達成した。


■ライフスタイルサポート事業は、売上高79億円(同34.9%増)、セグメント利益11億円(同46.9%増)だった。日々のサイトの改善、プロモーション活動などにより順調に利用者を増やし、引越し比較・予約サイト「引越し侍」は業界トップシェアを獲得し、車査定・車買取サイト「ナビクル」は継続して業界トップクラスのシェアを維持し、両サービスともに過去最高の売上・利益となった。「すぐ婚navi」は、市場のトレンドに沿った周辺サービスを拡充しながら、サービスの品質向上に努め、ブランディング強化に注力した一年となった。また自転車通販サイト「cyma-サイマ-」は現在投資段階にあるという。


 
■第4四半期はQonQでは増収・減益

エイチームの5~7月期の業績をみると、売上高45億6400万円(前四半期比3.6%増)、営業利益4億4500万円(同28.0%減)、経常利益4億5300万円(同30.4%減)、最終利益2億7900万円(同30.4%減)となり、従来の見通しを若干上回った。業績推移のグラフは以下の通り。

 
【エイチームの四半期売上高・営業利益の推移(億円)】


 
■2016年7月期の見通し

2016年7月期は、売上高200億円(前期比26.4%増)、営業利益21億円(同0.6%増)、経常利益21億円(同3.0%減)、最終利益14億円(同2.8%増)を見込む。
 
株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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