FULLER、元スクウェア代表取締役社長及び会長を務めた武市智行氏が顧問に就任…大手コンソールゲーム会社のモバイルシフト支援に注力


スマートフォンアプリ利用動向分析ツール「App Ape Analytics」などを手掛けるFULLERは、 顧問として、スクウェア(現スクウェア・エニックス・ホールディングス)の代表取締役社長及び代表取締役会長を務めた武市智行氏を迎えたことを発表した。新顧問、武市智行氏の支援の下、スマートフォンアプリ視聴率調査サービス「App Ape」のさらなるサービス充実化に努めていく。

■顧問就任の背景
FULLERは、これまでにスマホアプリ視聴率調査サービス「App Ape」の展開を通じて、大手のIT企業や通信キャリア、広告代理店といった様々な顧客のアプリ事業を支援してきた。そして次なるステップをモバイルゲーム会社へのさらなる支援と考えている。理由としては、日本国内のゲームアプリ市場が世界で最も収益性の高い市場であるためだ。

特に、今年に入ってからは、コナミ<9766>から『実況パワフルプロ野球』、スクウェア・エニックスから『キングダムハーツ』シリーズ、バンダイナムコホールディングス<7832>からは『ハンターハンター』といった、大手コンソールゲーム会社の人気タイトルのモバイルシフトが見られた。実際、今年はこのようにモバイルシフトを進めている会社からの問い合わせも増えてきており、今後もこのモバイルシフトの動きは続くと考えられる。それに伴い、今後FULLERは、大手コンソールゲーム会社のモバイルシフトへの支援に特に注力していく予定だ。 

そのために、 大手コンソールゲーム会社に特化した「App Ape」サービスの大幅なアップデートを企画しており、大手コンソールゲーム会社での豊富な経験を持つ武市氏からのサポートを受け、モバイルシフト支援への充実したサービス展開を進めていく。 

また、FULLER社員の平均年齢は20歳代で、少年期時代に多くの素晴らしいゲームが登場し、魅了された世代となっている。数ある日本が誇るゲームの中でも、伝説的である『ファイナルファンタジー』シリーズ7から10を開発した時代のスクウェア元会長である武市氏は、FULLER社員のあこがれの存在でもある。今回の武市氏顧問就任は、社員のさらなるモチベーション増加および夢のある高専生の採用支援につながることも期待されるという。

<武市智行氏略歴>



1955年高知県生まれ。
1979年慶応義塾大学商学部卒業。 
1996年、株式会社スクウェア(現スクウェア・エニックス・ホールディングス)同社取締役、代表取締役社長就任。
2000年、同社代表取締役会長就任。『ファイナルファンタジー』シリーズ7から10を開発したスクウェア全盛期に同社代表取締役社長、会長を勤めた。
現在、ユビキタスエンターテインメント取締役、SHIFT PLUS取締役会長、Aiming社外取締役などを兼任。