イマジニア、スマホゲーム製作会社SoWhatを設立…代表には元NHN Japan、NHN PlayArtのスマホゲーム製作責任者の馬場一明氏が就任

イマジニア<4644>は、10月1日、馬場一明氏と共同で、スマートフォンゲーム製作を行う新会社SoWhatを設立することを発表した。新会社設立は、2015年10月7日の予定。

イマジニアは、今年5月25日に、同社としては初となる本格的なスマートフォンゲームとして「LINE GAME」において『LINE リラックマころろんパズル』の提供を開始した。これは同社が新たな成長を目指す上で、人気の高いスマートフォンゲームを重要分野ととらえ、新規の市場開拓を意図した試みだった。

今回、設立する新会社は、同社が進めるスマートフォンゲームの市場開拓をより一層加速させ確かなものにするために設立。代表には、これまでに数多くのヒットゲームの開発に携わってきた実績を持つ馬場一明氏(NHN Japan「現LINE」、分割後のNHN PlayArtにてスマートフォンゲーム制作の元責任者)を代表として迎えた。

なお、新規ゲームの詳細などは決定次第、あらためて発表する予定としている。

<新会社SoWhat概要>
名称:株式会社 SoWhat(英語表記:So What, Inc.)
所在地:東京都新宿区西新宿二丁目 7 番 1 号
代表者:馬場一明
役員構成:神藏孝之(イマジニア株式会社 代表取締役会長兼CEO)、澄岡和憲(イマジニア株式会社 代表取締役社長兼COO)、山本佳樹(イマジニア株式会社 執行役員)
事業内容:主にスマートフォン向けゲームの企画、開発、運用等
資本金:1億円
設立年月日:2015年10月7日
株主及び持ち分比率:馬場一明(50%)、イマジニア(50%)

<馬場一明氏略歴>
平成16年にゲームサーバプログラマとしてNHN Japan(現LINE)に入社。ゲーム開発部門、ゲーム事業部門の責任者を経て、執行役員兼スマートフォンゲーム制作室室長に就任。平成25年にLINE、NHN PlayArtが分社化してからも、スマートフォンゲーム制作の責任者としてのクオリティの管理や最大200名に及ぶ開発組織のマネジメントから、現場でのディレクター業務、ゲーム内データ作成、スクリプト作成まで、ゲーム制作に関わる様々な業務を行っていた。現場主体、クオリティ重視のゲーム制作に対する姿勢や考え方が多くのメディアで反響を呼んでいる。

<馬場一明氏からの挨拶>
ゲーム制作という仕事は、一般的に失敗だらけであり、大きなプレッシャーがかかります。失敗が多ければ多いほど、反省も多くなり、次に成功する確率が上がりますが、失敗した後に、改めてチャンレジしていくためには、とても強い気持ちが必要です。また、新しいゲームのプロジェクトは、毎回、何もない、何も見えないところからスタートします。完成するまでに、いろいろな事が起こったり、迷ったり、余計な雑音が聞こえてきたり、いろいろなところに失敗に導くような落とし穴がたくさんあります。しかし、何があっても、これからどんな時代になろうとも、ゲームのおもしろさとそれを楽しむ人間は変わらない。だから、いつでも、いつまでも自分たちの力を信じて、自分たちの考えでヒット作
を生み出していこう。

そういった強い気持ちを忘れず、いつでも自分たちを見失わないようにSoWhatというという社名にしました。

社名でゲームスタジオであると分からないようになっております。社名は、制作物全てのクオリティを保証するブランドとして活用しようと思っています。また、当初は、ゲーム開発に集中する予定ですが、いつかゲーム以外のアプリを作る時もくるかもしれません。会社のロゴは、カルフォルニア風のクールでかっこいいデザインとなっております。

みなさん、期待して待っていて下さい。

また、イマジニアはゲーム業界での歴史が古く、ゲームやコンテンツへの理解が非常にある会社と感じています。経営陣は誠実でスピード感があり、パートナーとして信頼しています。イマジニアとの共同で取り組むことの相乗効果を非常に楽しみにしております。

今後ともよろしくお願い致します。

<株式会社SoWhatロゴ>


 
イマジニア株式会社
https://www.imagineer.co.jp/

会社情報

会社名
イマジニア株式会社
設立
1986年1月
代表者
代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
決算期
3月
直近業績
売上高66億4000万円、営業利益5億9600万円、経常利益9億3200万円、最終利益6億1000万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4644
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