セキュリティ対策推進協議会が一般社団法人化…安心・安全にインターネットが利活用できる社会目指す


NTTコミュニケーションズやカスペルスキー、トレンドマイクロなどで構成されるセキュリティ対策推進協議会(SPREAD)は、10月1日より一般社団法人としての活動を開始したことを発表した。

SPREADは2004年に通信事業社、IT企業、ウイルス対策ソフトベンダーなどの支援により任意団体として設立され、2009年よりいち早く初心者が疑問に感じたり困ったりしたときに、インターネットを安心して安全に使うためのアドバイスをしてくれる身近な相談相手『情報セキュリティサポーター』(以下サポーター)を育成してきた。学習テキストの発行、検定試験なども実施しており、2015年10月現在、検定合格者は全国で800名を超えている。

<以下、プレスリリースより>


近年、スマートフォンなどのモバイル端末の普及により、インターネットは日常生活の一部とも言えるようになりました。いわゆるサイバー犯罪やトラブルもさらに複雑化し、SNSにおける不適切な情報発信やアカウント乗っ取りによる金銭被害、またゲームアプリの課金問題やパスワードの管理の困難さから個人情報が流出するなど、子供からシニアまですべての人にとってインターネットの安全な利用についての不安が増加している。

そのような背景の中、任意団体からより社会的に責任ある一般社団法人として法人化する事で活動を強化していく事となりました。

同法人では、引き続き、ITで困っている方、不安な方を『置き去りにしないセキュリティ』を合い言葉に、全国にてサポーター育成講座を開催し、誰もが安心して安全にインターネットを利活用できる社会作りに貢献していくとする。また今後は、全国各地でサポーターによる相談会の実施など実効性の高い活動を展開する予定となっている。

設立企業:NTTコミュニケーションズ株式会社、株式会社NTTデータ、株式会社カスペルスキー、KDDI株式会社、株式会社ディアイティ、トレンドマイクロ株式会社、日本マイクロソフト株式会社、株式会社ラック

会長:下村 正洋(株式会社ディアイティ 取締役会長)

副会長:中尾 康二(KDDI株式会社 顧問)

理事:小屋 晋吾(トレンドマイクロ株式会社)、高橋 正和(日本マイクロソフト株式会社)、西尾 秀一(株式会社NTTデータ)、西村 篤志(株式会社ラック)


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