広告代理店大手2社の2015年9月のネット広告売上高（月次）は、合計で122億円と前年同月比で24.8％増えた。電通（単体）と博報堂DYホールディングス（博報堂・大広・読売広告社）が発表している月次売上高から、インターネットとモバイル関連メディアの広告売上高を抜き出した。前年同月比で増加したのは33カ月連続で、増加率は3カ月ぶりに2ケタ超となった。
一方、伝統的な4媒体（新聞、雑誌、ラジオ、テレビ）合計の月次売上高は同3.6％減の1034億円となった。前年同月比では再びマイナスに転じたが、1000億円の大台は回復した。
