イグニス<3689>は、10月16日、2015年9月期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の20億円から24億円(増減率20.0%増)、営業損益は従来予想の5億400万円の赤字から4200万円の赤字、経常損益は同5億5300万円の赤字から1億5200万円の赤字、当期純損益は同5億8200万円の赤字から3億4000万円の赤字に、それぞれ上方修正された。
その要因となったのは、ネイティブソーシャルゲーム『ぼくとドラゴン』の売上が順調に推移したことだ。『ぼくとドラゴン』の売り上げが増加したことで、売上高が前回発表予想を上回る見込みとなった。また、コスト面においても同タイトルの収益拡大を実現するための広告宣伝費などの増加を想定していたが、これが想定を下回る見込みとなったため、各利益項目についても前回発表予想を上回る見通しになったという。
なお、同社は、5月13日に、2015年9月期第2四半期累計期間の業績及び通期業績が大幅な損失を計上する見込みとなったことを踏まえ、取締役としての経営責任を明確化する目的から、役員報酬の5ヶ月間減額を発表していたが、これを2015年10~12月の3ヶ月間延長することも発表している。
会社情報
- 会社名
- 株式会社イグニス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
- 決算期
- 9月