タイトー、アミューズメント施設で「Suica」ほか交通系電子マネー決済に対応…ポイント付与、来年3月までに44店舗、9800台に導入へ


タイトーは、5月よりアミューズメント施設(ゲームセンター)にて展開してきたマルチ電子マネー端末において、nanaco、楽天 Edy、WAON、に加え、「Kitaca」、「Suica」、「PASMO」、「TOICA」、「manaca(マナカ)」、「ICOCA」、「SUGOCA」、「nimoca」、「はやかけん」の各交通系電子マネーの利用を10月19日より開始した。また、各種電子マネー毎にポイントをためることができる。

スタート店舗となるタイトーステーション 新宿南口ゲームワールド店では、マルチ電子マネー端末403台で利用可能となった。10月26日からはタイトーステーション新宿東口店、タイトーステーション秋葉原店、Heyに導入、11月2日よりさらにタイトーステーション アリオ蘇我店をはじめ14店舗のマルチ電子マネー端末で利用できるようになり、2016年3月末までにタイトーのアミューズメント施設44店舗、9800台で利用可能となる予定。
 



 

なお、現状、「PiTaPa」は利用できないほか、全ての電子マネーがポイント付与の対象になるわけではない。

電子マネーの導入に関しては、同社が店舗で実施したアンケートによれば、「支払いが楽」、「両替の手間が必要ない」ことからプレイヤーにも高評価を得ており、さらに電子マネー使用時のポイント付与も魅力的にとらえられているという。店舗側でも、両替金の準備や集金業務などのスタッフの作業の軽減ができ、これまで以上にサービスを充実させることができるとしている。

タイトーでは、今後、電子マネーならではの付加価値を追求した新しいアーケードゲーム機の開発や、ユーザーニーズに対応する、これまでにない新しいアミューズメント施設を展開・運営する考えも表明している。


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