コムシード、16年3月期の営業益予想を66%下方修正…新作スマホゲームやシミュレータアプリの開発遅延、一部タイトルの不振で

コムシード<3739>は、この日(11月6日)、2016年3月通期の業績予想の下方修正を行い、売上高13億円(前回予想15億円)、営業利益5000万円(同1億5000万円)、経常利益4500万円(同1億4500万円)、最終利益2000万円(同1億4000万円)とした。従来予想からの修正率は、売上高13.3%減、営業利益66.7%減、経常利益69.0%減、最終利益85.7%減となる。

 


同社では、新作スマートフォンゲームの開発遅延と開発中のパチスロシミュレータアプリの実機販売計画の変更に伴うリリース延期によって、複数のタイトルのリリースが下期にズレこむ見込みになったため、としている。また一部スマートフォンゲームで、ユーザー継続率と課金率が想定を下回ったことも響いた。

またスマートフォン向けゲームアプリの一部タイトルで、サービス自体の開発中止と当初計画していた収益性との乖離が発生した各資産グループについて、固定資産の減損処理を行ったことなども響いた。
コムシード株式会社
https://www.commseed.net/

会社情報

会社名
コムシード株式会社
設立
1991年12月
代表者
代表取締役社長CEO 塚原 謙次
決算期
3月
直近業績
売上高19億8500万円、営業利益6000万円、経常利益4800万円、最終損益1億1500万円の赤字(2023年3月期)
上場区分
名証ネクスト
証券コード
3789
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