11月11日の主なネット・ゲーム関連企業の決算発表…DeNAが2Q、コロプラが9月本決算を発表

DeNAは、任天堂<7974>が同社との協業アプリのリリース予定を従来の年内から来年3月に延期したことが直近の悪材料となった格好だが、第2四半期期間（7～9月）は前四半期で65.0％の営業増益を見込むなど利益率の改善を見込んでいる。なお、同社の四半期業績が前四半期比で増益となると4四半期ぶりということになるだけに、もし実現できれば、長らく続いた業績下降トレンドが大きく底を打ったととらえることができそうだ。

一方、コロプラは、『白猫プロジェクト』や『ほしの島のにゃんこ』といった2014年9月期にリリースを行ったタイトルの貢献が目立っているが、2015年にリリースを行った3タイトル（『バトルガールハイスクール』『東京カジノプロジェクト』『ランブル・シティ』）がそろそろ貢献度を高めてこれているのかが注目されるところ。また、前回の決算説明会で今期（2016年3月期）の第1四半期以降になるのでは、としていた次の新作タイトルの動きも注視しておきたい。

 

コード	会社名	決算期末	種別
2432	ディー・エヌ・エー	3月	2Q
2454	オールアバウト	3月	2Q
3179	シュッピン	3月	2Q
3668	コロプラ	9月	本決算
4324	電通	12月	2Q
4347	ブロードメディア	3月	2Q