日本アジア投資、ベンチャー企業に投資する25億円規模のファンドを来年1月に設立

日本アジア投資<8518>は、12月9日、国内ベンチャー企業を主な投資対象とするファンド「JAIC 企業育成投資事業有限責任組合」を来年1月に設立すると発表した。国内大手金融機関が出資者となる予定で、ファンドの総額は25億円となる見通し。

ファンドは主に国内のベンチャー企業を投資対象とする。また、出資者からの要請も反映し、ファンド設立後早期に投資を完了させるべく、他社の運営するファンドが保有するベンチャー企業の投資証券や当該ファンドの出資持分の買い取りも含め、広範な投資機会を追求していくという。

環境・再生可能エネルギー、医療・介護、バイオ・ヘルスケア、ものづくり新技術・新サービス、インターネット関連などに投資する。投資後は、各投資先企業に対して当社の持つ様々なリソースやネットワークを活用し、投資先企業と一体となってその事業拡大に取り組む、としている。