ブロッコリー、ハピネットを割当先とする総額約40億円の第三者割当増資の払込が完了 ハピネットはブロッコリーの筆頭株主に

ブロッコリー<2706>は、12月9日、ハピネット<7552>を割当先とする総額40億5900万円・1100万株の第三者割当増資の払い込みが完了したことを明らかにした。ハピネットは、議決権所有比率は25.15%となり、筆頭株主となった。

今後、ブロッコリーとハピネットは、以下の内容で協業を進めていく考え。

①コンテンツ開発、アニメ・ゲーム・カードゲーム・CD・グッズ・フィギュア・周辺サプライ等の企画・制作・販売、これらに付随する活動やノウハウの共有、コンテンツを主体とする事業全体の運営ノウハウの高度化等を協働して推進する。
②ブロッコリーが開発するコンテンツの価値の最大化を図るため、ブロッコリーはハピネットグループが有する市場動向・ニーズ等の情報を活用し、協働して良質で独自性の高いコンテンツを開発する。
③ブロッコリーが製作するアニメ・ゲーム・カードゲーム・CD・グッズ・フィギュア・周辺サプライ等の販売を最大化するため、ブロッコリーは斬新で市場ニーズに適合した製品の企画・制作を行い、当社は自社グループの流通プラットフォームを活用して拡販活動を行う。
④ブロッコリーが開発・制作するコンテンツ・製品の販促活動やイベント運営について協業する。
⑤ブロッコリーが有する物流機能について、将来的にハピネットグループの物流機能を利用することも念頭に効率化の方策について協議を進める。
⑥これらの目的を達成するため必要に応じて人的資源の相互交流について協議を進める。

なお、ブロッコリーは調達した資金を以下に充当する。

1.コンテンツとは、ブロッコリー単独制作または他社共同制作の著作物で、その開発成果 物は様々なプログラム、画像、音楽・音声を組み合わせたスマートフォンやタブレ ット等のスマートデバイス向けオリジナルゲームアプリ、またはゲーム専用機向け オリジナルビデオゲームの制作物となる。
2.コンテンツ開発費用としては、タイトル1本あたり数億~10億円程度が見込まれて おり、総額24億円を予定している。コンテンツの総数としては現在開発中のコンテンツを含め5~6本程度を予定しているという。
3.上記の支出予定時期の期間内でコンテンツ開発の進捗及び上記各費用のニーズに合わせて暫時支出する予定。また、調達資金を実際に支出するまでは、銀行口座で管理する。
株式会社ハピネット
https://www.happinet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ハピネット
設立
1969年6月
代表者
代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
決算期
3月
直近業績
売上高2824億4100万円、営業利益55億7500万円、経常利益58億5300万円、最終利益35億5400万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7552
企業データを見る
株式会社ブロッコリー
http://www.broccoli.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ブロッコリー
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 鈴木 恵喜
決算期
2月
直近業績
売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2706
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