【イベント】モブキャストが手掛ける『【18】』初のオフラインイベントを取材 開発秘話やスペシャルライブ、スコアアタック大会など大盛り上がり


モブキャスト<3664>は、『【18】 キミト ツナガル パズル』(以下、『【18】』)において、イベント「【18】 キミツナフェス」を、12月13日(日)に東京・六本木「coloR」にて開催した。このイベントでは、『【18】』の監修を手がける水口哲也氏を迎えたトークショーや、サウンドトラックをフィーチャーしたDJリミックスのライブ、参加型「スコアアタック」の大会などが行われた。

今イベントは抽選で100名が招待されたイベントなので、『【18】 』のファンユーザーでも駆けつけることができなかった人も多かったと思われる。「Social Game Info」では、イベントの様子を取材してきたので、本稿にて紹介しよう。

 

■ゲストMCは「うしろシティ」 キャラクター「金田マリ」は二日酔いで欠席?



今回MCを担当したのはモブキャストの門脇氏、さらにゲストMCとしてお笑いコンビの「うしろシティ」の2人が参加した。「うしろシティ」さんは『【18】 』をプレイし始めたばかりだというが、先日ガチャで希少価値の高い★5「神の踊り子 バティ」を引き当てたようだ。未だにiPhone4sを使用しているということで、インストールに時間がかかってしまったと明かしたが、実際にプレイしてからは、『【18】 』の魅力にとりつかれ、楽しくプレイしているとのこと。
 

また、『【18】 』の名物キャラクターである「金田マリ」は、この日二日酔いのために参加ができなくなったと、MCの門脇氏が発表。会場からは残念そうな声が上がっていた。

 

■『【18】』スペシャルトークでは、監修を手がける水口哲也氏が登場



まず最初のコーナーとして行われたのは、『【18】』の監修を手がける水口哲也氏と、エグゼクティブプロデューサー福元氏によるトークショーだ。水口氏は、『スペースチャンネル5』などといった数々のゲーム作品を世に送り出してきたゲームプロデューサーで、2006年には全米プロデューサー協会によって「Digital50」の一人に選出されている。
 

最初のテーマでは、『【18】』のリリースの経緯やロゴの由来等が紹介された。もともとは『18』の名前も決まっておらず、新しいタイプのパズルゲームを作るということで企画立ち上がったという。水口氏は、自身の作品である『ルミネス』のサウンドによる「気持ちよさ」を、スマートフォンアプリでできないかと考えたという。また、福元氏からは、モブキャストの社内では当初今作は、水口氏のMをとって「Mパズル」と呼ばれていたと明かされた。



さらに、様々なプロトタイプを製作していく中で、「18」という言葉は比較的早い段階で提案されていたという。本作の開発中に、パズルをつなげるのは18個以上は難しいだろうというところで、この『【18】』という名前が採用された。『【18】』のロゴは、キャラクター「金田マリ」の頬に「18」の文字が描かれた、キャラクターの口元と相まってとても象徴的なロゴとなっており、企画ディレクターがこのロゴを提案してきたという。

次に開発時の苦労話などが紹介された。今作の企画が立ち上がったのが一昨年の1月だったということで、今年3月のリリースまで1年半の開発期間があったわけだが、水口氏は「苦労は忘れてしまうものだね」と語ったが、ここで様々な話を聞くことができた。

水口氏はしきりにプレイした時の「気持ちよさ」にこだわったと話し、エフェクトや音楽を使ってのパズルを解きつつ「演奏している気分」を表すのにとても苦労したという。さらに、ゲームアプリにありがちな機種によって(特にAndroid端末)の調整も大変だったようだ。
 

また、開発時では、パズル+バトルといったところで『パズドラ』と同じと思われるのではないかと恐れていたという福元氏。反対に水口氏はそこを気にすることもなく、プレイした時の新しい体験にこだわったと語った。

次のテーマは、「『【18】』のどこを楽しんで欲しいか?」というもので、水口氏は、サウンドとエフェクトが合わさってパズルが消えてく時の「気持ちよさ」を毎日楽しんで欲しいと語った。

またここでは、『【18】』のユーザー男女比についても語られた。『【18】』の男女比は女性6割とだいぶ女性ユーザーが多いタイトルだという。今回のイベントでも会場に駆けつけたファンの半分は女性で、『【18】』の女性からの人気の高さをうかがわせる。さらに、スマートフォンアプリゲームユーザー全体の男女比率にも話は及び、両氏は、スマートフォンのゲームが普及したおかげで女性のゲームユーザーが増えたと考え、とてもゲームにとって良い時代だと語った。

ここで、『【18】』のサウンドについてのテーマに移った。『【18】』の音楽にはいわゆる「歌もの」が多く入っており、これらの作詞作曲は女性のアーティストが担当しているという。先ほど、本作は女性ユーザーが多いという話がでたが、こういったことも女性にヒットする要因なのかもしれない。作詞とヴォーカルを担当しているのは「バンブー・ホース・チャイルド」というアーティストと明かされた。

また、話はサウンドトラックについてに移り、今後サウンドトラックCDについてリリース予定があるという。こちらはとてもユーザーからの要望の声が大きかったという。水口氏はこのサウンドトラックについて、普段ゲーム内では短い曲をリピートで聞いているが、CDになることで、4〜5分の曲として生まれ変わるため、こちらの曲の雰囲気の違いも楽しんで欲しいと語った。

さらに、ここでサプライズ発表として、アニメ映画「亜人」とのコラボレーションが発表された。期間や内容などの詳細は後日発表予定だ。



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■DJ ITTIさん、DJ MIKE HARUKIさんによるリミックスのスペシャルライブ


イベントの目玉の1つとして、DJ ITTIさん、DJ MIKE HARUKIさんによる『【18】』の楽曲のリミックス スペシャルライブが行われた。会場は、六本木のクラブということもあり、特徴的な『【18】』のサウンドと相まって、クールな印象のライブだった。
 


 


■ユーザー参加型スコアアタック大会では運営スタッフが・・・?


フリータイムを挟んでユーザー参加型の「スコアアタック」大会が実施された。こちらの大会では、フリータイム中に、特定のイベントを会場内のユーザーでプレイし、スコアの上位3名が壇上に上がり、『【18】』プロデューサーとスコアを競う。

この上位3名が見事『【18】』プロデューサー 松谷氏に勝利すると、勝利した人数分全ユーザーに「夢ドロップ」が配布される他、勝利者には好きなダイバーを一体プレゼントされる。
 

結果は、2名が見事に松谷氏に勝利し、全ユーザーに2つの「夢ドロップ」が配布されることになった。松谷氏は『【18】』開発運営チーム内でも、プレイが上手い方とのことだったのだが、ユーザーたちの方が一枚上手だったようだ。
 


 
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株式会社モブキャストホールディングス
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会社情報

会社名
株式会社モブキャストホールディングス
設立
2004年3月
代表者
代表取締役CEO 藪 考樹
決算期
12月
直近業績
売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3664
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