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【イベント】「HEAT3rd渋谷 ~ゲーム会社合同セミナー~」を開催 ゲーム企業31社・学校11校・400名を超える学生が参加…会場は熱気に溢れた

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ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、12月19日、東京・渋谷ヒカリエにあるDeNA本社内において、「HEAT3rd渋谷 ~ゲーム会社合同セミナー~」を開催した。

「HEAT」とは、ゲーム企業と学生の出会いの場を提供するイベント。デベロッパーがブースを設けるだけでなく、ゲーム専門学校がブースを設け、学生の制作した作品を展示・自己アピールできる点に特徴がある。2015年5月に第1回、同年7月に関西で第2回を開催。

当日は、デベロッパーによる企業説明・講演や、ゲーム会社社長によるパネルトークが行われたほか、デザイナーを志望する学生がポートフォリオを持ち込み、プロのデザイナーからアドバイスを受ける相談コーナーも用意されるなど意欲的な内容であった。

本稿では、「HEAT3rd渋谷」の模様を取材。

 

400名を超える学生が参加! まさに「HEAT」なイベントに



イベントの冒頭では、DeNAのゲームプロデューサー 兼 ゲーム人材採用担当の馬場保仁氏が登壇し、「オープニングトーク」としてイベント開催の目的や趣旨を説明した。

前述しているように「HEAT」とは、企業×学校×学生、この3者で構成される合同セミナー。エンターテイメント産業の中でゲーム業界は、万単位で雇用できている唯一の業界であり、企画を立ち上げた経緯として、馬場氏は「イベントを通じて、新しい才能を持つ人々にゲーム業界に入ってもらいたい」と述べた。

また、もうひとつの企画趣旨として、「地方の学生にも業界に触れるチャンスを増やしたい」と言葉を添えた。ゲーム会社の少ない地域にある学校は、東京・大阪のようなゲーム会社が多い都市に出ないと、なかなか活動するのも難しいのが実情。そこで「HEAT」では、同時に複数のゲーム会社を集めることで、学生が1度の上京で多くのチャンスをつかめるように懸念点を解消してくれるのだ。

なお、当日はゲーム企業が31社、学校が11校、400名を超える学生が参加し、まさにイベント名と同様に熱気が溢れていた。最後に馬場氏は、この場が貴重であることを前置きし、「学生は企業の人に食らいついてください。そして企業さんも同様です。精力的に呼び込んで魅力をアピールしてください」と、双方に呼びかけた。
 

 
 
▲個別企業ブースでは、学生に向けて各社企業説明を行っていた。また、学校側のブースでは、学生の作品を展示して、訪れた企業に向けてアピールしていた。こうした双方が思い思いの立ち回りができるのも「HEAT」ならではの魅力。
 
 
▲ポートフォリオ講評会の模様。現役クリエイターの意見をもらえる貴重な機会だけに多くの学生が並んでいた。

また、今回は新たな試みとして、2015年5月・7月の「HEAT」で企業の評価を集めた学校と、短期間で企画立案・ゲーム開発演習を行う「HEAT dev」の参考出展が行われた。対象学校の学生は、事前に企画立案・企画書作成・プロト制作・完成・納品までを行い、約1~3ヵ月でゲームを開発。当日は、なかでも評価の高かった5作品が選出され、各賞が贈られた。こちらは後述していく。
 



 

▲当日は、さらに短期間で企画立案・デザイン素材作成を行う「HEAT art」の作品も展示されていた。
 
 

■今回の「社長トーク」は内定者も混じえて赤裸々な内容に



そして、「HEAT」の人気企画である出展したゲーム会社社長によるトークセッション「社長トーク!」が行われた。当日は横山裕一氏(アールフォース・エンターテインメント)、杉山智則氏(ヴァンガード)、磯野貴志氏(リズ)が登壇し、ゲーム業界で必要とされる人材や、各社の採用・育成、そしてゲーム開発の今後について語られた。また、今回は趣向を凝らして、「HEAT」きっかけに入社された各社の内定者も同席。
 

▲右からアールフォース・エンターテインメントの横山裕一社長と内定者:中川尚紀さん(プログラマー)、ヴァンガードの杉山智則社長と内定者:太田龍希さん(プランナー)、リズの磯野貴志社長と内定者:川西雄紀さん(プランナー)

はじめの話題は「どんな学生に注目している?」。横山社長は「作品をきちんと作ってくる人。単純にポートフォリオが書かれたものではなく、きちんとどういう気持ちで企画書を書いたかなどを答えられる人には注目している。クオリティも重要だが、あくまでも私は入社後に伸びしろがあるか、成長を確認したい」とコメント。

杉山社長は、企業理念に賛同してくれることを前置きし、「目的を統一して一緒にやっていただける方」とし、横山社長と同様に成長しそうなポテンシャルを秘めている学生に注目していることも言葉を添えた。磯野社長は、ゲーム業界を志しているにも関わらず、大人になるに連れてゲームを遊ばない人が増えていることを取り沙汰し、「とにかくゲームを遊ぶ人。なかでもプランナーは、スマホゲームを遊んでいないとダメ」と語ってくれた。
 

続いて、「企業が求める人物像」について。磯野社長は、ことプランナーに関して「メンタルが強く、めげない人。プランナーは叩かれた分だけ強くなるので、そうした精神力も重要」と述べた。杉山社長は、ゲームクリエイターという以前に、人として当たり前の礼儀・尊敬を重じることに触れた。「お客様に喜んでもらえるコンテンツを手掛ける。社会人としての“当たり前”を各々持って欲しい」と杉山社長。
 

一方で内定者は、「HEAT」を通してどのような就活を行っていたのか。

アールフォース・エンターテインメントに内定が決まった中川さんは、横山社長の言葉に感激して、思わず号泣してしまったエピソードを話してくれた。当時中川さんは、学校のチームでゲーム作りをしていたのだが、プランナーがやる気がなく、プログラマーである中川さんが自らで企画書を書くことになったという。それに対して横山社長は「君はある意味不幸だ。君は君ぐらいの情熱を持った人に会ったことがないんだね。ひとりで作るのはあかん」と、仲間とゲームを作る大切さを教えられたとのこと。

また、ヴァンガードに内定が決まった太田さんは、企業理念に感銘を受けて入社を決めたという。また、ゲーム業界で働くことに対して、両親に心配されたこともあったようだが、きちんと業務内容や会社の意義などを説明して説得したエピソードも語ってくれた。リズに内定が決まった川西さんは、5月に行われた「HEAT」の社長トークで企業の名前を知り、関西開催でリズのブースに行って志望を決めるなど、3人とも「HEAT」きっかけに内定が決まったようだ。
 

では、内定者は就活において、どんなことに工夫して頑張ったのか。

川西さんは、企画書はもとより、自分をアピールできるありとあらゆるものを添えてリズに見せたという。磯野社長は、当時のことを振り返り「自己PRで遊んだゲームの欄に沢山のタイトルが書かれていた。面接で聞いたところ、本当に遊んでいて驚いた」とコメント。中川さんは、面接後のインターンで横山社長と一緒にゲームを開発したエピソードを披露。

そして太田さんは、自身でプロジェクトを進めた際、浮かび上がってきた反省点などを書いた書類を添えてヴァンガードに見せたようだ。杉山社長からは、「何故失敗したのかを分析できるスキルは必要。素直さを持っている人は伸びしろがある」と評価された。
 

 
▲参加者は社長・内定者の話に耳を傾け、しっかりとメモを取っていた。
 

■「参加者全員がHappy&Winner!!」「ここからがスタート」



イベントの最後には「HEAT dev」の表彰式が行われた。前述しているように、「HEAT dev」は2015年5月・7月の「HEAT」で企業の評価を集めた学校と、短期間で企画立案・ゲーム開発演習を行うもの。対象学校の学生は、事前に企画立案・企画書作成・プロト制作・完成・納品までを行い、約1~3ヵ月でゲームを開発。当日は、なかでも評価の高かった5作品が選出され、ゲーム会社の投票数で決まる「大賞」と、弊社枠として「Social Creator Info 賞」が贈られた。

なお、今回のゲームテーマは、「出身地からモチーフを選んだゲーム」または「物理エンジンを駆使したゲーム」のどちらかを採用した作品と決まっている。ノミネートされた5作品は下記の通り。
 





■「Social Creator Info 賞」
タイトル:潜入変化
チーム:北海道情報専門学校


■大賞
タイトル:コラプス
チーム:名古屋工学院専門学校

 
 
▲「Social Creator Info 賞」を受賞した北海道情報専門学校(写真左)
「大賞」を受賞した名古屋工学院専門学校(写真右)


閉会式では、本イベントの発起人でもあるDeNAのゲームプロデューサー 兼 ゲーム人材採用担当の馬場保仁氏が再び登壇。馬場氏は、5月に開催された東京開催と比べて、「積極的に動く人が多くなってきた。実際に5月に参加した学生のなかで、ちょっと心配な人もいたが、そんな人たちが半年後にきちんと内定を決めてくるなど、成長ぶりに驚かされた。参加する全員がHappy&Winnerになることが『HEAT』の最大の目的。燃え尽きちゃいけない。ここからがスタート」とエールを送って、イベントを締めくくった。
 

▲確定ではないが、次回開催する際は再び関西で行うという。
 


 
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