HEROZ、第三者割当により1億円の資金調達を実施 将棋・チェス・バックギャモン等AIを活用した頭脳ゲーム領域やその他ビジネス領域の拡大を目的

人工知能(AI)を活用したインターネットサービスの企画・開発・運営を行う、HEROZは、藤野英人氏(レオス・キャピタルワークス代表取締役社長)を主要投資家とした一二三(ひふみ)インキュベートファンド有限責任事業組合を第三者割当先とする1億円の資金調達を実施した。

今回の資金調達は、エンジニアの採用による同社人工知能研究体制の強化、将棋・チェス・バックギャモン等AIを活用した頭脳ゲーム領域やその他ビジネス領域の拡大を目的に行うもの。特に、FinTech(フィンテック:金融IT)分野では、既に大手金融機関との協業で同社の人工知能技術が活用されるなど収益化に成功しており、同分野における研究開発も今後一層強化していくという

【同社のコア技術について】
同社は、「将棋ウォーズ」、「CHESS HEROZ」、「BackgammonAce」の開発を通じて蓄積した機械学習等の人工知能(AI)関連の手法を固有のコア技術とし、現役将棋プロ棋士に勝利した将棋AIの開発者などトップエンジニアが日々開発に取り組んでいる。同社のAI研究者は過去3名が将棋電王戦に出場しており、うち2名はコンピューター将棋選手権でも優勝するAIを開発するなど、全社的にAIの研究に力を入れている。また、一般社団法人「人工知能学会」の賛助会員として最先端のAI動向の把握に努めており、AIを戦略的な重点分野と位置づけている。

<以下、プレスリリースより>


頭脳ゲームプログラミングの歴史

人工知能開発の一分野として、古くから研究。



将棋における人工知能開発の歴史
2004年に機械学習によるイノベーション、その後10年で一気にトッププロと同等の実力に。

【コンピュータ将棋ソフト 強さの変遷イメージ図】


人工知能に求められる要素
コンピュータの特性上、将棋における「判断・意思決定」が長年の課題。


2004年 機械学習によるイノベーション
将棋人工知能の開発は、機械による自動学習とマシンパワー(クラウド、クラスター接続)の世界へ。



機械学習による評価関数生成イメージ

当社では、頭脳ゲームの開発を通じて、他分野への応用が可能な
ビッグデータを用いた機械学習やディープラーニング等の
人工知能関連の手法を蓄積しております。

 
HEROZ株式会社
http://heroz.co.jp/

会社情報

会社名
HEROZ株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
決算期
4月
直近業績
売上高29億8000万円、営業利益2億5700万円、経常利益2億1600万円、最終損益5億7400万円の赤字(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4382
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