バンダイナムコHD、田口社長の年頭所感を発表…「IP 軸戦略の進化」と「グローバル市場での成長」を推進 「開」がキーワードに

バンダイナムコホールディングス<7832>は、1月4日、田口三昭社長による年頭所感を発表した。

中期計画の重点戦略である「IP 軸戦略の進化」と「グローバル市場での成長」をさらに強力に推進していくとし、そのキーワードとして「開」を選んだとのこと。「開」という言葉には、開かれた、自由な、限定されない、広々とした…等の意味があるという。

まず、「IP 軸戦略の進化」を推進するために、グループ内だけに閉じることなく、多様性のある外部のパートナーと組む。グループだけでなく、外部からも刺激を受けることで、より良い形で、新規IPの創出、既存IPのイノベーション、IP出口の拡大に取り組む。

そのうえで、「グローバル市場での成長」については、海外の各地域での展開をさらに進めていく。IPラインナップや事業、エリア拡大のため、現地のパートナーとも連携し、日本のバンダイナムコから、グローバルで存在感を持つバンダイナムコとなることを目指す。

また環境変化が速くなるなか、時代の先端技術を積極的に取り入れ、顧客の一歩先を行く、新たな商品・サービス、出口を生み出し続けていくとの決意を示した。

最後に、「2016 年を迎えるにあたり、気持ちも新たに、あらゆる方向に開かれ、オープンで風通しの良いバンダイナムコグループであり続けることを目指し、グローバル市場で次のステージに向けた時代を皆で切り開いていきましょう。」と締めくくった。
株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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