

同社では、オンラインゲーム事業においては、採算面が厳しい複数のゲームタイトルの終了を発表した一方、新規タイトルのサービスを開始したが、新規タイトルが終了予定のゲームタイトルの落ち込みを埋めることはできなかった、としている。クライアントダウンロード型オンラインゲームは、4タイトルから2タイトル減らし、2タイトルに、ブラウザゲームは7タイトルから3タイトル減らし、4タイトル増やしたことで8タイトルとなった。スマートフォンゲームについては、『アルカナ・マギア』と『だいすきナンプ レ!』の2タイトルを運営している。このほか、ソフトウェア販売事業については、需要の縮小トレンドに加え、パソコンの出荷台数の低迷が影響したとのこと。
各セグメントごとの販売状況は以下のとおり。

2016年3月期は、営業収益16億1000万円(前期比10.4%減)、営業損益1億0200万円の赤字(前期3100万円の赤字)、経常損益1億0100万円の赤字(同2000万円の赤字)、最終損益1億0300万円の赤字(同2900万円の赤字)を見込む。

会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656