VOYAGE GROUP、第1四半期は増収・減益…四半期では最高売上も採用やインフラ投資、のれん償却などの先行費用で

VOYAGE GROUP<3688>は、本日(1月27日)、第1四半期(2015年10~12月期)の連結決算を発表し、売上高49億8700万円(同12.8%増)、営業利益5億9900万円(同3.7%減)、経常利益5億6700万円(同13.7%減)、四半期純利益3億9400万円(同3.8%減)だった。
 

主力のアドテクノロジー事業で、SSP「fluct」や広告配信プラットフォーム「Zucks」などが順調に伸びたものの、人材採用やインフラ投資に加え、買収したKauliにかかるのれん償却などの費用が増加したことが主な要因。「ECナビ」や「PeX」を中心としたポイントを活用した自社メディア運営は増収増益となった。また、ゲームパブリッシング事業においては、2015年9月にリリースした『デッキヒーローズ』の展開に注力。プロモーション活動やゲーム内でのイベント開催等により、利用者数は順調に増加したという。
 

2016年9月期の連結業績予想については、レンジ形式での予想を開示。売上高185億~205億円(前期比4.3増~15.6%増)、営業利益20億~24億円(同10.6%減~7.2%増、経常利益20億~24億円(同8.6%減~9.6%増)、当期純利益12億~15億円(同27.1%減~8.9%減)としている。