アミューズ<4301>は、1月27日、日本のアニメコンテンツへの注目度が非常に高い欧州市場に向けた、アニメ・アニソン関連を中心とした日本のコンテンツの発信拠点として、フランスにランティスとの合弁会社「AmuseLantis Europe S.A.S．」を2月に設立すると発表した。出資比率はアミューズが51％、ランティスが49％になる。アミューズの畠中達郎社長が合弁会社の社長に就任する予定。アミューズでは、2014年9月より、バンダイナムコホールディングスのグループ会社であるランティス、バンダイナムコライブクリエイティブの3社での業務提携を開始し、ランティス所属のアーティストや、ランティスとBNLCが権利保有するアニメソングなどアニメ関連コンテンツの海外展開を推進している。昨年は、アジアを中心とする海外6都市で行われました「～Anisong World Tour～Lantis Festival 2015」の公演をアミューズのアジア各国における海外拠点と連携しながら、3社で共同主催した。今回の合弁会社設立は、こうした取り組みの一環となる。
なお、今後、アミューズの欧州子会社AMUSE FRANCE S.A.S.とも連携し、日本のコンテンツの海外発信に努めるとともに、より積極的な事業展開を行うことで、日本のアニメ・アニソンファンの拡大、欧州における事業拡大を目指す、としている。
