【イベント】舞台・オトメステージ Vol.3『マフィアモーレ☆』稽古場の様子をレポート 瀬戸啓太さん、仲田博喜さん、畠山遼さん、山沖勇輝さんのインタビューも


演劇プロデュースなどを行うモノガタリは、エイタロウソフトのスマートフォン向け乙女ゲーム『マフィアモーレ☆』を原作とした舞台・オトメステージ Vol.3『マフィアモーレ☆』を、2月3日から2月7日の間、東京・新宿村 LIVE(東京都新宿区)にて8公演上演する。
 
また、今回で3回目の公演となるオトメステージとは、“ゲームのような、アナタがヒロインの舞台を”をコンセプトに、“観客”=“ヒロイン”という設定により、観客をめぐる舞台オリジナルストーリーが展開される。キャストが観客に向けて語りかけたり、観客の投票で展開が変化したりと、実際にストーリーに参加しているように楽しめる、“リアル乙女ゲーム”のようなエンターテイメント演劇だ。
 
今回公演に先駆けて、Social Game Infoではこのオトメステージ Vol.3『マフィアモーレ☆』の稽古場を取材、さらには、「フィオーレ」ファミリーのメンバーである、アルバ役の瀬戸啓太さん、ロニ役の仲田博喜さん、イコナ役の畠山遼さん、ジュディ役の山沖勇輝さんの4人に合同インタビューをしてきたので、その様子をお伝えしよう。
 
 
『マフィアモーレ☆』とは
エイタロウソフトが配信するスマートフォン向け乙女ゲーム。
おじいちゃんに会うため、イタリアに着いたヒロインが、到着早々、何者かに捕らわれてしまい、その危機一髪の状態から救い出してくれたのは、マフィアのファミリー「フィオーレ」。マフィアでありながら、街の治安を守るために日々活動し、住民からの信頼も厚い彼らに身を寄せることになったヒロインは、「フィオーレ」ファミリーの1人と恋に落ちるというストーリーが展開される。

また、ストーリーだけでなく豊富なアバター要素も魅力の一つで幅広い層の女性に好評を博している。




 

 

■衣装を着けての本番さながらの通し稽古 写真を中心にお届け

 

まず目に飛び込んできたのは、出演俳優陣による円陣だった。『マフィアモーレ☆』には、アンサンブルも合わせて27人の俳優陣が参加するため、その姿は圧巻。本番まであと少しとなった1月某日。「完成させるぞ」という気合が感じられる。
 




稽古の為もちろんお客さんはいないが、表情の作りは本番さながら。笑顔はこちらまでも笑顔になるし、気迫を感じられる表情の時は思わず引き込まれる。
 













アクションのシーンは一つ一つの動きを確認しながら、丁寧にパフォーマンスをしていた。舞台上を所狭しとアクションするシーンでは、登場人物が多い為、丁寧に、だけれどもダイナミックな動きを見せてくれる。
 

『マフィアモーレ☆』は、“ゲームのような、アナタがヒロインの舞台を”をコンセプトとされている舞台の為、観客の投票で展開が変化する。現在8公演を予定しており、どれ一つとして同じ展開はされないだろう。その為、俳優一人一人の「アドリブ力」が試される舞台だろう。そういった、キャラクターと俳優自身がミックスされた演技にも注目したい。
 


また、印象的だったのは、俳優一人一人が楽しそうに演技をしているところだ。さながらキャラクターが乗り移ったように、エルドラドの住人を演じている。さらに、俳優同士の仲も良く、とても雰囲気のいい稽古場であった。このチームワークの良さがあるからこそ、先に述べたアドリブや、毎公演変わる展開が生きるのではないだろうか。
 
 

■瀬戸啓太さん、仲田博喜さん、畠山遼さん、山沖勇輝さんに合同インタビュー

 

通し稽古の後行われた、合同インタビューでは、アルバ役の瀬戸啓太さん、ロニ役の仲田博喜さん、イコナ役の畠山遼さん、ジュディ役の山沖勇輝さんが出席した。
 
今回のオトメステージ Vol.3『マフィアモーレ☆』の見どころを聞かれた、瀬戸さんは、「ただステージを見るだけでなく、お客さんが選択肢を選び、その選択によって展開が変わる、参加型の舞台という部分が魅力」と答えた。また、山沖さんは、舞台ならではのオリジナルのストーリーについて触れ、「『マフィアモーレ☆』のファンの人、そうでなく初めて触れる人にとっても『マフィアモーレ☆』の世界観を楽しめる内容」だとコメントした。仲田さんは、スタイリッシュな殺陣やダンスについて言及、さらに音楽について聞かれたところ畠山さんは「4人で歌っている舞台版テーマソングに注目してほしい」と答えた。
 
ファミリーの仲に関しては、稽古中はこの4人で一緒にいることが多いという。また、「ジュディ」が一番しっかりしているお父さんのようなタイプ、イジワルだけど本当は優しい「イコナ」、背伸びをしているけど一番子供な「ロニ」、まっすぐな野生児な「アルバ」とそれぞれを家族の役割に例えて分析。一番年下の「ロニ」を演じている仲田さんは、この4人の中では一番年上ということで、「普段はしっかりしているでしょ?」と問いかけるシーンがあったが、沈黙が流れてしまった。
 
また、それぞれのキャラクターの演じ方に付いて問われると、声や仕草などは原作のキャラクターに近づけようとしているが、感情が高ぶる演技をする時はやはり自分の感情を表してしまうと話し、ロニに対する思い入れの強さを話した仲田さん。山沖さんは、ほとんど性格の似ていないジュディを演じている中で、普段の生活の中で、ジュディのセリフや仕草が出てしまうという。瀬戸さんは、アルバと自身に対して「何事にもまっすぐなところが似ている」と話し、劇中での4人のシーンを、実際の瀬戸さん、仲田さん、畠山さん、山沖さんの関係性に置き換えて演技をしていると明かした。畠山さんは、演技をする際に、その人物になりきって人と接することが多くあり、イコナを演じるにあたり、普段の自分ではない感じで、他の共演者と接している部分があると話した。
 
今回瀬戸さんは、初の座長ということで、座長として何か心がけたことがあるかという質問に対して、瀬戸さんは「これだけキャストが多いので、チームも多く存在していますが、このメンバーは『マフィアモーレ☆』を良くしようと思って集まっています。チームごとだけに固まってしまうと、一つの作品につながっていかないのではないのか、と思い、それに対して線としてつなげていきたいなと思っている」と語った。また、それに対して畠山さんは、「瀬戸さんは、この4人の中で一番流れを把握できていて、フィオーレの道標になっている」と話した。
 
さらに、座長に対しての要望を聞かれた仲田さんは、「十分座長としての資格があるので自信をもって欲しい」と語り、山沖さんは「僕らも座長に信頼してもらえるように頑張っていきたい」と語った。


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