イグニス、2016年9月期の売上高予想を上方修正…非開示としていた各利益はいずれも大幅黒字転換の予想に 『ぼくとドラゴン』の好調が業績をけん引

イグニス<3689>は、2月4日、2016年9月期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は従来予想の35億円から40億円(増減率14.3%増)に修正され、非開示としていた利益予想については、営業利益7億円(前期3800万円の赤字)、経常利益7億円(同1億4800万円の赤字)、当期純利益5億5000万円(同3億600万円の赤字)といずれも大幅黒字転換の予想で開示された。
 

第1四半期連結累計期間(10~12月)は、ネイティブソーシャルゲームにおいて、『ぼくとドラゴン』が新規イベントなどが好評で当初計画を超えて順調に推移した。さらに今後も様々な新規イベント等の実施を予定しており、予想売上高を当初の29億4000万円から34億4000万円へと上方修正した。

一方、利益面については、中途採用の継続による人件費の増加、大規模プローションの実施及びプラットフォーム決済手数料の増加などでり、コスト増が見込まれるものの、売上高の増加でカバーできる見通しとしている。

なお、当期純利益には、関係会社株式売却益5億9000万円を特別利益として計上した影響も含まれている。

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株式会社イグニス
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会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
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