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【ミクシィ決算説明会】『モンスト』含むエンタメ事業は3Qで512億円、3DS版の売上高は30億円 北米版が本格化 新作『ブラナイ』はチューニング

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ミクシィ<2121>は、2月5日、2016年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算を発表し、東京都内で決算説明会を開催した。業績は売上高が1502億円(前年同期比120.1%増)、営業利益が673億円(同124.9%増)、経常利益が669億円(同130.5%増)、最終利益440億円(同130.5%増)だった。
 
『モンスターストライク』(以下、『モンスト』)を含むエンターテインメント事業が四半期売上高で512億円を突破するなど、引き続き高い成長を見せたことが主な要因だ。このほか、新作アプリ『ブラックナイトストライカーズ』はチューニングを施し、KPIが確実に上がってきたところを判断して、プロモーションを実施していくとのこと。(以下、「」内は断りがない限り、森田氏の発言)

 

■『モンスト』含むエンタメ事業は3Qで512億円、3DS版の売上高は30億円 



決算説明会では、はじめに取締役の荻野泰弘氏(写真)が財務状況を説明した。四半期ごとでは、第3四半期(3Q、10-12月期)の売上高が550億円(前年同期比:64.9%増)、営業利益が236億円(同51.7%増)、経常利益が236億円(同51.2%増)、最終利益156億円(同55.7%増)となり、売上・利益共に増加。

売上に大きく寄与したのは、引き続き、エンターテインメント事業に含まれる『モンスト』だ。スマートフォン版はもとより、3Qではニンテンドー3DS版『モンスターストライク』を発売し、30億円の売上高を計上したとのこと。なお、売上高の内訳はエンターテイメント事業が512億円、「チケットキャンプ」や「ノハナ」などを含むメディアプラットフォームが36億円とこちらも好調に推移。

売上原価の四半期推移は、ニンテンドー3DS版『モンスト』の製造原価約11億円を計上している影響で仕入が増加。その他では、ノハナ年賀状の年賀状代や配送費用が発生しているが、こちらは季節要因として一時的なものとなる。ほか、おおむね第2四半期(2Q、7-9月期)と同様。

販管費の四半期比推移では、アニメ『モンスターストライク』に係る外注費が新規に発生し、前四半期比(2Q)で2億円強増加。そのほか、フンザ株式の取得原価の配分完了に伴って増加した、無形固定資産の減価償却費を計上し、その他の部分で3億円強が増加しているが、一時的な要因となる。


 

■国内はeスポーツ促進、北米版が本格化、新作『ブラナイ』はチューニング



続いて、代表取締役社長の森田仁基氏(写真)より、事業状況の説明に移った。

エンターテインメント事業の柱となる『モンスト』は、利用者数を順調に増やして3000万人突破。大きなトピックスでは、2015年12月17日にニンテンドー3DS版『モンスト』を発売したこと。「スマホを持っていない若年層に向けた取り組み。『モンスト』の魅力を幅広い層に伝えていく」と森田社長。なお、発売日の翌日に出荷数100万本を突破するという成果を記録した。

3Qでは、『モンスト』のアニメ版をYouTubeで配信を行うといった、世界初の取り組みでも話題を呼んだ同社。2015年10月10日~2016年1月6日までのアニメ第1話~第14話の各言語を含む再生回数の合計は2500万回を突破。「YouTube配信は、若年層が好きな時間に視聴しやすい。また、アニメに登場してきたモンスターがゲームにも登場するなど、シームレスな施策ができた」と手応えを語った。現在は第1クール目が終了し、新章が2016年春より開始予定。「さらにグレードアップした形でアニメ配信を考えている」と言葉を添えた。
 

おもなスマホ版『モンスト』ゲーム内の施策では、「エヴァンゲリオン」とのコラボ企画第2弾を実施。コラボTVCMを放映したほか、「エヴァンゲリオン」と『モンスト』の人気キャラを組み合わせたオリジナルモンスターを作成し、第1弾にひきを取らないほどの反響を獲得できたという。直近『ストリートファイターV』とのコラボ企画を開催予定。

そして、国内『モンスト』の集大成となるeスポーツ促進では、2016年1月30日-31日にイベント「闘会議2016」に出展。ミクシィでは、かねてから『モンスト』のスピンオフアプリとして、競争が楽しめる『モンストスタジアム』をリリースし、eスポーツ促進に努めてきた。「モンストグランプリ2016 闘会議CUP」決勝大会では、全国より約2000組8000名の応募、700組2800名以上の参加チームより、No.1のチームが決定。スマホゲームとしては、国内最大規模の大会として話題を呼んだ。「大きな一歩を踏み出した。次回以降もしっかりしたものを築いていく」とeスポーツ促進にさらなる意欲を示した。
 
 
▲「闘会議2016」の模様

海外展開の状況では、北米版『モンスト』のUI・UXのリニューアルを施し、本格的な北米マーケティングを2016年春に開始予定。現地の感覚を持ったデザイナーが、クリエイティブなどを改修し、違和感なく遊べるようにしたとのこと。
 

具体的な北米におけるマーケティングでは、Facebookをパートナーとして実施。おもに今回のマーケティング活動では、対象となるユーザーを8つのセグメントに分け、各セグメントに対し個別の動画を配信する。また、同配信時期に、セグメントごとに企画されたオンライン/オフラインの広告やイベントなどを実施し、各セグメントの熱量を上げていくことで効果の最大化を狙うという。「Facebookを活用したマーケティングは他社でも実施しているが、我々はさらにもう一歩踏み込んだ形で戦略をとっていく」と言葉を添えた。

なお、一度取り下げた中国展開の進捗は、「チャレンジする国ではある。リスタートするタイミングを伺っている」と説明。

2016年1月20日にリリースした新作アプリ『ブラックナイトストライカーズ』(以下、『ブラナイ』)は、直近「チューニングを行っている」とのこと。今後の流れとしては、『モンスト』同様にKPI(重要業績評価指標)が確実に上がってきたところを判断して、プロモーションを実施していくため、『ブラナイ』における広告宣伝費は今期の業績予想にはほぼ入っていないようだ。

『モンスト』同様に、ミクシィではマーケティングを3つのPhaseに分けている。Phase.1では、機能回収などを施し、ユーザーがより本質的な遊び方ができるようにすること。Phase.2では、オンライン広告や動画メディア、ソーシャルメディアを活用してマルチプレイで遊ぶ楽しさを訴求、そしてPhase.3ではマスプロモーションの実施だ。しかし、「Phaseごとで我々が満足しない水準に辿り着かない場合は、マスプロモーションは実施しない」と切り返し、今後のチューニングを経て、かつKPIの動きによって進退が決まっていくようだ。『ブラナイ』の真価が問われる。

今春配信予定の『マーベルツムツム』は、事前登録キャンペーンを開始し、早々に10万人登録を達成して良い滑り出しができているという。

 

■「チケットキャンプ」がシェア50%以上へ SNS「mixi」との連携も奏功


メディアプラットフォーム事業では、3Qも「チケットキャンプ」が予想を遥かに超える成長を記録。年末のイベント需要を着実に取り込み拡大し、直近12月の流通総額は約36億円を突破、年明けは季節要因で減少見込み。当初の目標であったシェア50%以上も予定より早く確保できるとのことだ。「ユーザーの皆さまにチケットのフリーマーケットを身近に感じてもらうため、積極的なプロモーションを引き続き実施していく。

また、ユーザー増加に伴い様々な問題も起こってくるため、安心・安全に取引できるような施策も近日中に実施予定」と今後の対策についても言及した。朗報として、SNS「mixi」と「チケットキャンプ」との連携として実施したプロモーション施策が、非常に高い数字を記録したという。「チケットキャンプ」をベースに、他事業の魅力などが見出せれば、さらなる成長にも繋がることだろう。

一方「ノハナ」は、年賀状の販売枚数が昨年の100万枚から大幅に増加し、180万枚を突破。「スマホサービスの年賀状としては、1番が見えてきたという実感」と好感触を示した。

 


2016年3月期通期の予想については、1月21日に発表された通り、売上高が従来予想1850億円から2050億円(増減率10.8%増)、営業利益は同800億円から900億円(同12.5%増)、経常利益は同800億円から900億円(同12.5%増)、当期純利益は同520億円から590億円(同13.5%増)と上方修正に。

修正の理由は、『モンスト』の売上・利益がともに順調に推移しているため。なかでも2016年1月は過去最高の売上・DAUを更新。「お正月などの季節要因が奏功」と説明。また、ニンテンドー3DS版の売上高30億円は3Qに入っており、4Qには含まれていない。4Qはスマホ版『モンスト』の売上高が30億円の増収を見込んでいるため、推移もほぼ同列となっている。

なお、今回の業績予想修正を踏まえ、連結配当性向20%を目途に配当を行う基本方針に基づき、期末配当予想についても前回予想の59円から13円増額の1株当たり72円に修正している。
 

(編集部  原孝則)


© mixi, Inc.
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企業情報(株式会社ミクシィ)

会社名 株式会社ミクシィ
URL http://mixi.co.jp/
設立 1997年11月
代表者 森田仁基
決算期 3月
直近業績 売上高2087億円、営業利益950億円、経常利益947億円、最終利益610億円(2016年3月期)
上場区分 東証マザーズ
証券コード 2121

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