フリュー、3Qは売上高183億円、営業益30億円…営業益の通期計画に対する進捗率は92%に ゲーム事業は4億円の営業赤字を計上

フリュー<6238>は、2月15日、2016年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、売上高183億4500万円、営業利益30億8400万円、経常利益30億7600万円、四半期純利益20億3900万円となった。特に利益面での通期計画への進捗率が高く、営業利益の進捗率は92.2%に達している。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①プリントシール事業…売上高65億2900万円、営業利益8億8200万円
主なターゲット層である10~20代前半女性に向けて、より自然で美しい肌と大きな目を表現する新機種「KATY(ケイティ)」を含む3機種を市場に投入し、いずれもプレイ回数が堅調に推移した。

②コンテンツ・メディア事業…売上高55億1100万円、営業利益30億1100万円
プリントシール画像取得・閲覧サービス「PiCTLINK(ピクトリンク)」の入会促進施策と継続利用促進施策が功を奏したことによって、有料会員数が159万人(2015年3月末時点では155万人)へと増加した。

③キャラクタ・マーチャンダイジング事業…売上高45億2800万円、営業利益5億1800万円
アミューズメント施設向けのクレーンゲーム景品(プライズ)にて、ファンシー系のキャラクタやメディアミックス作品のキャラクタを中心に、売上を伸ばした。

④ゲーム事業…売上高11億8700万円、営業損益4億円の赤字
スマートフォン向けオリジナルゲーム『モン娘☆は~れ』配信が売上に寄与した。しかし、新たに投入した家庭用ゲームソフトの販売が伸び悩んだ。

⑤その他…売上高5億8700万円、営業利益6900万円
書籍の出版事業などを行った。

なお、2016年3月期通期の予想については、直近の予想値から変更なく、売上高240億8200万円(前期比0.7%増)、営業利益33億4300万円(同10.2%増)、経常利益33億800万円(同0.9%増)、当期純利益21億6300万円(同13.3%増)の見込み。
 

 
フリュー株式会社
http://www.furyu.jp/

会社情報

会社名
フリュー株式会社
設立
2007年4月
代表者
代表取締役社長 三嶋 隆
決算期
3月
直近業績
売上高364億円、営業利益21億3100万円、経常利益21億7900万円、最終利益14億4300万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6238
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